8月2日、新大阪7:23発の「みずほ603号」で福岡市・博多に入りました。


博多駅の下を横切るように福岡市地下鉄空港線は走っていて、JR博多駅の改札外通路からも空港線乗り場への入口があったりします。



目当ては新型の4000系。


それと、4000系が出揃い次第、役目を終えて引退するであろう、1000N系。

博多で地下鉄一日乗車券を買い、一旦福岡空港へ。
博多から福岡空港は2駅で、市街地からは極めて便利な空港と言えます。

福岡空港から反対列車の車種も確認しつつ、JR筑肥線との境界駅である、姪浜を目指しました。

ここで乗ったのが、JR側の305系で…

内装はJR九州特有のしゃれた雰囲気に加え、トイレも装備の地下鉄にしては豪華仕様。

地下鉄直通の一般車両でトイレ付きは日本では珍しいが、福岡市地下鉄に乗り入れるJR九州の車両は303系、305系ともにトイレ付き。

なお、福岡市地下鉄側の車両にはトイレは全く有りません。


「4000系の色は他の車両と違うから解り易い!!」と思ってはいたが、地下は暗い上、305系のUVカットガラスが黒すぎて駅以外では識別困難でした。


しかし、福岡空港でてスグにすれ違った電車の照明が不気味に明るかったのと、1000N系は蛍光灯にカバーが付いてて暗め。

JR九州の乗り入れ車両はガラスが黒すぎる。


もしやと思い、姪浜到着後に少しだけ改札を出て高架下のショッピングセンターを見物し、再びホームに上がると4000系でした。


どんな車両かはネットで少し下調べしていて、福岡空港・貝塚寄りの先頭6号車にはJR筑肥線内で海の景色を楽しめるように展望スペースにしてるとのこと。

ドアの窓の形は福岡市地下鉄空港線・貝塚線独特。これも伝統となるか…?

優先席の一部は座席の座面を少し高くすることで、立ち上がり易くするなどしています。


「通勤形最大級の座席幅」の文字がネットで流れてはいましたが、

ほとんどの席の480mmについては、阪神電車では8000系のうち連続窓の「タイプⅣ」以降の車両では標準。

一部、485mmの席も混ざってるみたいですが、近鉄の「シリーズ21」でもこれぐらいの座席幅は有ったかのように思います。


姪浜から赤坂まで4000系で移動し、昼食は去年食べて美味いと思った「博多焼肉鉄板」を食べました。


赤坂から中洲川端で乗り継ぎ、貝塚に向かう電車が1000Nでしたが………

ドアの化粧板がボロボロに剥がれてる上、ドア上も浮き上がってます。

いくら近い将来潰すとはいえ、ボロが出過ぎです。
車齢40年以上でも………


貝塚到着後、改札越しに通勤ラッシュの混雑で悪名高き西鉄貝塚線を眺めつつ…


次に中洲川端、天神に向かう電車は4000系でした。
神戸の地下鉄のように、車番下2桁は歴代の古い車両からの通し番号で4000系は25から。

貝塚から乗ったのが29だったので、少なくとも4000系は5本有ります。


福岡市にはしょっちゅう行くわけではないだけに、次に行った時はどうなることやら…

どこのメーカーでも最近は生産がやけに早くなってるようで、新型が急に増える傾向が有りますし(京都地下鉄烏丸線20系以外は)…