3月10日、北陸新幹線敦賀開業前の最後の日曜、

金沢〜敦賀の在来線から特急が消える前に、思い出ある「サンダーバード」のグリーン車に全区間通しで乗るべく、割引チケットやWESTERポイントを駆使して行って来ました。


北陸新幹線敦賀開業前限定で、敦賀から北陸方面の普通列車乗り放題、料金券を買えば特急やグリーン車にも乗れる「北陸おでかけtabiwaパス」が特別価格980円なので、



「これは行くしかない!」と思いました。

また、特例以外で「青春18きっぷ」で乗れないIRいしかわ鉄道や、あいの風とやま鉄道にも乗れるので富山まで足を伸ばしました。

行きは、節約も兼ねて快速や普通列車を乗り継いで北陸へ。

湖西線の近江舞子を過ぎると、雪景色も見れました。

敦賀から先は、写真撮影をする鉄道ファンの多いこと多いこと。
敦賀までは新幹線開業後も引き続き、特急は残るものの、敦賀のホームが変わることから記録として撮影していたのだろう。

敦賀から北陸トンネルを抜けると、無人駅や線路沿い、川の堤防も撮影者でいっぱいでした。

福井などの特急停車駅でも、行き先表示などを撮影して記録に残すファンだらけ。

金沢からは、第三セクターのIRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道直通運転の普通列車で富山へ。

北陸へは、特急グリーン車でも「青春18きっぷ」でもよく行ったが、いつになく混んでました。ほとんど鉄道ファンで。

富山駅で降りたのは、まだ北陸新幹線が長野止まりで「長野新幹線」と呼ばれてた頃以来で、駅周辺がだいぶ様変わりしてました。

昼食は、「富山ブラックラーメン」を食し、街を散歩した後、市内電車から富山港線直通電車で競輪場前へ。


富山港線は元々国鉄→JRの路線でしたが、富山ライトレールを経て、再び富山地方鉄道に戻った異色の路線。

本当に競輪場のど真ん前に止まるので、名前に偽りなし!同じ中部の豊橋競輪と違って。

富山競輪場では場外発売のみで、レースは開催されてなかったけど、テレビ中継を見る。


松山の開設記念競輪では、大阪の古性優作選手が北井選手の番手を追い上げマークで奪い直線差し切るシブい競走で優勝。

そのあと電車で富山城址公園の近くの丸の内まで行き、

距離も近いので歩いて富山駅まで戻り、「サンダーバード」の始発駅の金沢に行って夕食。その前に、金沢の地ビールを一杯。

今や全国区になり、ご当地グルメと言えるのか疑問な「金沢カレー」を食べました。

発車時刻まで余裕はあったけど、ホームに入って少し撮影。

今は「しらさぎ」がメインの681系。
登場当初はグリーン車の座席にBSテレビが付いていて、
乗ったときにたまたまメジャーリーグ中継があって、石川県出身、ヤンキース移籍直後の松井秀喜さんの応援列車みたいな状態になったのも思い出です。


実際乗ったのは683系4000番代の「サンダーバード」。

1号車のグリーン車もまた、鉄道ファンだらけでした。
車掌から車内改札スタンプを求める姿も。

今回の旅行は、tabiwaデジタルチケットやWESTERポイント、さらには障がい者手帳まで使った総力戦で、

大阪から敦賀の往復乗車券(片道2310円×2)、
敦賀から先は乗り放題の北陸おでかけtabiwaパス980円、
富山地方鉄道は障がい者割引で半額、110円×2
金沢から大阪のグリーン料金券は、WESTERポイント1000Pと2310円でした。


J-WESTカード会員専用「eチケットレス特急券(グリーン車)」の片道分並の費用でおさまりました。

WESTERポイント特典とか、tabiwaの限定価格がなかったら富山まで行かず福井止まりだったかな。


福井は福井で、連絡が付けばの話だけど、
新幹線富山駅の工事に関わった競輪仲間と色々語るのもそれはそれで面白いかも。