2月末をもって、近鉄の回数券カードが発売終了…

さらに、Osaka Metro Groupの回数カードも、3月22日で発売終了。これは回数券みたいに利用区間や1回の運賃の縛りも有効期限も無く3000円で3300円分使える優れ者。

代わりに、ICOCA(南海はPiTaPaでも)で1日から月末までの利用回数に応じて、ポイントを付与する方式に変わっていきます。


しかし、このポイントをもらう条件は厳しく、JR西日本の特定区間の昼間と土休日、近鉄以外は

「同一運賃区間を11回以上利用」

で初めてポイント付与の対象になります。

回数券なら、買った日から3ヶ月(阪急、阪神は3ヶ月後の月末)まで使えて、グループ利用も出来たし、
安い区間の回数券で乗り越して不足分を精算もアリと考えると、利用者に厳しいと思います。


ただ、JR西日本の特定区間(阪急、阪神との競合区間)では時間帯ポイントが有り、昼間や土休日に4回以上の利用で高いポイントを貰える制度も有り、

近鉄は運賃に関係なく、11回乗ればポイントの対象になるので、JRの土休日や近鉄ならポイントを貰えるぐらい使えるかな………

同一運賃区間に月11回以上も乗る用事なんか、まぁないし…

南海だとミナピタポイントで還元するので、カードにチャージして運賃として利用出来ない。運賃区間に関係なく200円につき1ポイントくれるのが救いか。

特急チケットレスのポイントに交換出来るので、特急の指定席はたまに乗るしこれは有り難いが。

金券ショップ対策とも言われてるが、条件が厳しいポイント還元だと、「回数券の時代のほうが良かった。」の声も聞こえてきそうです。