JR四国の8600系に量産車が登場。


3月のダイヤ改正までは通常、朝の高松→松山と、夜の松山→高松の「いしづち」限定でした。


量産車が登場し、3月のダイヤ改正より岡山からの「しおかぜ」にも入るようになりました。


7月3日のDaisy × Daisy MiKAさんも特別出演の「新居浜カラオケ同好会」の発表会に行くついでに乗ることにしました。


行きは普通車指定席。


乗った車両は緑色の座席でしたが、オレンジ色の座席の車両もあります。



帰りは新居浜から乗ったら割高なので、伊予三島から岡山までグリーン席を利用しました。


電動レッグレストを装備するが、リクライニングは電動ではありません。



枕に付いてるSETOUCHI STREAMの略の「SS」とSETOUCHI STREAM EXPRESSのマークが、

普通車はシルバーに対し、グリーン席はゴールドとは芸が細かい。


普通車は明るくアッサリした雰囲気ですが、グリーン席はシックで落ち着いた雰囲気でした。


照明は普通車は白、グリーンは電球色のLED。


全部の席にコンセントが付いてるのは、ありがたい。

洋式トイレはウォシュレット付き。


モーターなど足回りは全閉外扇式電動機など最新のものが搭載されてます。


岡山、高松寄りに運転台が有る車両のみ電動車で、他はモーターを持たない付随車、制御車となります。


行きは電動車に乗車。惰行(加速も減速もしていない状態)なら高速域でも静かでした。

しかし、加速や減速の時は高い音が響くので、そんなに静かでもないと思いました。


車体傾斜機能は、前の型の8000系や2000系の制御振り子に代わり、空気バネ車体傾斜方式を採用。

空気バネ車体傾斜はカーブに入ると外側の空気バネを膨らませ、内側に2度傾かせて遠心力を殺し、高速でカーブを曲がっても乗り心地を確保する機能のようです。

制御振り子に対して構造もシンプルで、メンテナンスの軽減にも。


ただ、従来の5度傾かせる制御振り子と比べると、カーブで外側に身体を持っていかれるような感覚もあったのは遠心力を弱くしきれてない証拠か。


今回は行きは岡山~新居浜、帰りは伊予三島~岡山で乗りましたが、本当にカーブが多いのは伊予西条から松山寄り。

次に松山に帰省するときは、8000系と8600系を乗り比べてみたいです。


座席は8600系のほうが枕も付いてて良いけど、カーブでの揺れ、身体にかかる遠心力はどうか…………


8600系の車体には、誇らしげにロゴも付いてますが、


なぜか、SS 8000。


四国で8000と言われたら下の車両を思い浮かべます。