地下鉄博物館は葛西駅の下。


中野方面のりばの改札を出て階段を降りたらスグ、極めて便利です。


入場料210円は、安い。

自動改札が有るけど休止中で、有人改札で係員が入館券にハサミを入れて入場です。


最初は地下鉄の歴史コーナーから。

丸ノ内線の第1号車と、


銀座線、日本初の地下鉄車両が保存されていて、車内にもはいれます。


博物館の通路の壁には、東京の地下鉄の歴史年表もありました。


東京以外の日本各地の地下鉄(札幌、仙台、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡)のマークと、その由来が書かれたボードも。


初代銀座線車両の近くには昔の手動式改札機もあり、コインを入れると実際に回せます。

入れたコインは返ってくるので取り忘れにご注意を………


開業当初の地下鉄上野駅のような演出も。


地下鉄をつくるコーナーでは、どのようにして地下鉄のトンネルを掘ってるかなどを紹介。


シールドマシンなど工事用機械の模型が有ったり、3D映像で地下鉄工事の流れが紹介されてます。


原寸大のシールド工法で作られたトンネルの一部分も展示されてますが、ゆっくり見ると大きい。

昔の開削工法の模型もありました。




車両の一部分が有って自動ドアを動かしたりもできます。


地震や洪水、停電など災害への対策も詳しく解説。

駅の電気は複数の供給ルートが有る他、一部の駅では自家発電も有るため、簡単には消えないようです。



人気が有るのは地下鉄運転シミュレーター。

なかでも千代田線のものは実物大の6000系の先頭部分で、揺れまで再現。

銀座線、有楽町線、東西線のシミュレーターは映像とハンドルのみです。


運転士候補生の教習で使ってるものと同じもので、映像がとにかく綺麗でした。


タッチパネルで日本の地下鉄はもちろん、海外の地下鉄の情報も見れます。


東京の地下鉄は規模が大きくてややこしいけど、世界にはもっと規模が大きい地下鉄も。

ロンドン、パリ、ニューヨークは有名だけど、モスクワ地下鉄の規模が大きいのは意外。

利用者数ではやっぱり、東京が世界一でした。


一通り見終わったあとは地下鉄に乗って都心方面へ。


地下鉄博物館は地下鉄限定でも非常に内容が濃く、奥が深い。

とても値打ちがある210円です。