今年3月に登場した、全車両が特別席の近鉄の50000系観光特急「Premium Express しまかぜ」。


デビュー前から、賢島~大阪難波間で、端から端まで乗ってみたいとは思っていても、ほぼ連日満席で賢島から大阪で乗るのは困難な状態が続いてます。


しかし、京都方面の利用者は大和八木で乗り換えになるせいか、大和八木~大阪難波では空席も有ったりします。


今回は、割りきって確実に乗れる大和八木~大阪難波間で、しまかぜに乗りました。


慣れないスマホでチケットレスの特急券をシートマップで購入。


選んだ席は先頭6号車の前から2列目の2人掛けの窓側、2C席。


展望を楽しむには良い部類のポジションです。


大阪難波行きの「しまかぜ」は曜日に関わらず大和八木17時51分発(原則、水曜日運休)。


17時48分の特急大阪上本町行きが出たあと、すぐに「しまかぜ」が到着しました。


早速、6号車2C席へ。


この座席そのものには、去年の10月に大阪上本町駅で宣伝用に設置されていた物に座ったことありますが、改めて座り心地の良さに驚かされました。

座席は本革張りでリクライニング、レッグレストは電動、座席の腰の部分はエアクッションが仕掛けられていて、ひじ掛けのパネルで操作できます。リズムを押すと腰の部分が膨らんだりへこんだりするマッサージ機能まであります。

前のほうの席なので、前面展望も。

6号車はカーテンまで電動です。


料金は通常の特急料金の他にしまかぜ特別車両料金が必要でも、充実した設備を考えたら安く感じるぐらいです。


JRの新幹線や特急でグリーン車を利用するよりも安くて、さらにグリーン車の座り心地より上です。


値段、質ともに距離が伸びるほどJRとの差が大きくなります。


照明は吉野線「さくらライナー」や、新幹線のグリーン車のほうが好みかな。


レッグレストのふくらはぎの感触は、N700系8両編成のグリーン車より良かったし、こちらは、角度も自在です(N700系8両編成は融通が効かない)。


大和八木から大阪難波までの28分は、まさに極上のひとときでした。


「しまかぜ」には、個室や、2階建てのカフェ車両もあり、次こそは伊勢から乗ってカフェ車両など「しまかぜ」の魅力を満喫したいところです。


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