兵庫県芦屋市。

大阪と神戸の間にある、何かと高級住宅街のイメージが有り、金持ちやセレブの町と思われがちなところです。


予備知識として、

・六麓荘とその周辺には豪邸条例という景観条例が有る。

・芦屋市内全域において、パチンコやスロットは条例で全面禁止。


そこで、色々と芦屋市の町やどれだけ厳しい条例なのかを見てみたいと思い、行きは山側の阪急芦屋川駅で降り、海側を目指して芦屋市で最も賑やかなJR芦屋駅周辺を回り、さらに海側の阪神芦屋駅まで歩いて、阪神電車で帰るルートで歩いてみました。


パチンコ全面禁止のまさにギャンブル不毛の地である芦屋市内は、コンビニでもサッカーくじが買えないのか?


そもそも宝くじ売場まで無いのか?


疑問を目で確かめるべく、阪急芦屋川駅を下車。


駅ホームの壁は古くさくて、豪邸の雰囲気はあまり感じられなかったが、改札口を出ると、いかにも「芦屋」の高級住宅街の雰囲気。


芦屋川駅南側の本屋さんは意外にも庶民的な佇まいでした。


芦屋川を南へ、途中で左に曲がると、イメージ通りの大きな家も有りますが、一軒家だけでは無くマンションもちゃんと有ります。


マンションにもどこか上品な雰囲気が漂っているのが、他所と違う。


再び芦屋川の川沿いに戻ると、マンションの1階にケーキ屋さんなどが有ったりしますが、周りの景色に溶け込む感じで、なぜか優雅に見えます。


さらに南へ、橋のような物が見えました。


実はこれはJRの上を通るれっきとした橋で、JRはなんと芦屋川の下をトンネルでくぐります。


JRと平行に川にも橋が架かっているのが珍しい。


ここで左に曲がり、JR芦屋駅へ。


新快速も停車する芦屋市内で最も賑やかな場所で、大丸やショッピングモールも有ります。


駅前は賑やかでも、やはりパチンコ屋が無いのは知っていても、カラオケ屋やゲーセンらしいものやそれらの看板も、通った道では見なかったし、外向きに音楽も流れていなかったです。


ラポルテやルメールの中には有るかもしれませんが……今回は中に入って無いので真相は不明で、またの機会といったところ。


JRの駅前は人通りはそこそこ多い割りには雑音が少ないのも驚きです。


賑やかな駅前でも裏に入ると大きな家が並んでます。


サッカーくじをちゃんとコンビニで買えるのかも確認。


ローソンで買えます。


しかし、宝くじ売場も見かけません。


JRの改札口横を通り抜け、南側へ。


階段を降りたところの歩道に、駅ホームの女性専用車の印のような感じでドッグカフェの宣伝が貼られているのも珍しい。


JRの線路沿いを歩き、芦屋川沿いに戻り、もっと南へ。


芦屋川流域はずっと上品な雰囲気。


国道2号線を横断、パッと見た感じ国道2号線沿いは極端に贅沢な雰囲気には見えませんでした。


そして、阪神電車から見えるモダンな教会の横を通り、阪神芦屋駅に到着です。


阪神電車は全体的に下町の庶民的な雰囲気でも、ここは芦屋。山側の阪急寄りほどでは無いにしても、高級感が漂ってます。


阪神芦屋駅のホームから南を見れば、芦屋市役所が見えます。


そして、直通特急、梅田行きに乗って帰りました。


市内全域が高級住宅街でも無ければ、金持ちだらけでもないハズの芦屋市。


しかし、高級住宅街のイメージが強すぎるせいか、JR芦屋駅近くのコンビニの女性店員が「お嬢様」に見えてしまったところが、「芦屋」ブランドのマジックだろう。