去年まで定期運用されていた「雷鳥」の485系など国鉄型の特急の大半のギア比は3.5で


「サンダーバード」などの681、683系のギア比は5.22となっている。


パッと見れば競輪界同様、ギア比の数字は増えているが、


意味は全くの正反対である。要注意!!!


すなわち、こっちの世界ではギア比の数字が増えると出足が良くなる。


今は交流モーター、インバータ制御主流で交流モーターは直流モーターより回転数を高く設定できるという事情もある


もっと書けば、高出力、高回転モーターでギア比を上げることで編成全体のモーターを減らしてコスト低減を図ることも出来たりする。


「サンダーバード」の9両編成はモーターが有る車両は3両でモーターは合計12個しか付いていない。


「雷鳥」の9両編成はモーター有り6両、モーターは24個だった。


また一般車は特急車よりギア比は大きく出足にウェイトが置かれている