11月22日、今まで見たことなくて見てみたかった、東京吉祥寺でのしまもさんのライブにバスで行きました。


当日の大阪駅朝のバスで新宿まで行き、その日の夜新宿23時50分のバスで帰る強行プラン。


行きは4列タイプ、ネット割と精神障がい者割引で3360円。
帰りは3列タイプ、ネット割と精神障がい者割引で4800円でした。


行きも帰りも2階建てバスで、行きは1階、帰りは2階でしたが、天井が低く圧迫感強すぎ!
トイレで「立ってするな」のマークが貼ってあるが、子供ぐらいしか立って出来ない天井の低さ。

4列席は座席幅が狭く窮屈な上、窓ガラスの色も濃くて景色も見づらそうな構造は走る前から不満。


大阪駅出発後、いきなり「連休なので、遅れが見込まれます」の放送。

3連休の混雑を甘く見た私にも非はあるだろうけど、その先がひどいにも程がある!


名神高速で早速渋滞、京都深草バス停で早くも1時間遅れ。


高速バスのダイヤは、スンナリなら大半が10分から20分以上早く着くのが当たり前の、道路の混雑も考えて余裕を持たせて組まれるのが当たり前ですが…


西日本JRバスの乗務員からJR関東バスの乗務員に交替する、愛知県の道の駅・もっくる新城でも遅れは回復せず…


それどころかJR関東バスの乗務員に変わってから余計にひどくなり…


静岡県内でも渋滞…

大幅遅れ、それなのに足柄パーキングエリアの休憩が30分以上だったのは「ふざけるなボケ(激怒)!!」だったが、あとで調べると4時間以上運転の場合は計30分の休憩は入れるのが法令で決まってるとのこと。

つまり、遅れてるからといって休憩を短縮してしまうと法に触れてしまいます。


足柄ではドア開けっ放しで西日が入りまくり、無茶苦茶眩しくて暑かったです。

先に新城を出発した、自転車積み込みOKの電車「B.B.BACE」の宣伝付きバスがどこ通ったか?あとで足柄に到着。

その足柄を出発してからは事故などで、ほとんど気持ちよく走りません。


ライブ開始時刻は18時ちょうど。時間にはもう間に合わないと諦めていましたが、さらなる止まったり動いたりでイライラは限界に!

事故現場の横で窓開けれようものなら、「そのまま死んでまえ!馬鹿野郎!!」と叫んでたと思う。

トイレで「事故したやつ、そのまま死んだらええねん!」と声も出る始末。


結局、新宿には2時間10分遅れ。とっくに吉祥寺ではライブが始まった時間。


バス降りて振り向きざま、「2度と乗らねーよ!!こんなの!!クソが!」と叫んでしまいました。


障害物競走のように、新宿駅中央線快速乗り場まで階段、改札、エスカレーターを走り、快速に飛び乗って吉祥寺へ。

クッソ遅い地獄の拘束バスから乗り換えた快速は、ロングシートながら心地よい走りで快適そのものでした。


信号は守りつつ、ライブ会場に駆け込んだのは18時48分。48分遅れの到着です。

「優しい恋人」の歌の途中で会場に入り、アンコール無しで見れたのはわずか4曲のみ。

たどり着く前から、腰も痛く足もガタガタ…
ライブどころじゃない身体での到着です。


土産がてら、CD1枚買ってクジ引きしたら、最下位の5等はシールをスタッフから受け取るだけ。

上位が当たると、しまもさん本人との接近も有りだけに不公平感満載。


出口で「新幹線グリーン車が恋しいわ!」と声に出して怒りのぼやきが出るほどで、実際ライブ会場の地下から出る階段はガタガタの足ではキツいもので、手すり無しでは登れたか否か……


吉祥寺駅前のセブン-イレブンでハイボールを買って飲み、富士そばでかけそば大盛りを食べて、吉祥寺をあとにしました。


中野でJR中央線、東京メトロ東西線車両の撮り鉄で時間を潰し…

バスに乗る前にビールを買って、バスが大阪駅止まりではなくユニバーサル・スタジオゆきだったので、早めにビールで眠剤という危険な技使って無理矢理寝付けるようにしました。

寝過ごしたらユニバ送りのため、わざと早めに眠剤ビール割りを。


夜行バス、乗務員の休憩でパーキングエリアなどに入るのは仕方ないが、パーキングエリア入口の道が速度を落とさせるためにわざとガタガタにしてるせいで一発で目が覚めます。


大阪駅手前では、新御堂筋入るまでは寝れたから眠剤ビール割り作戦は成功でも、身体はキツい。


「安物買いの銭失い」の意味が痛い程わかりました。

誰に何と言われようと、「東京からの帰りは新幹線グリーン車!東京へのバスは絶対いやや!」を貫きたいし、

「バスで割り切れ」みたいな話なら、推し活にとどまらず、人間辞める気もあります。


高野山巡りの帰り、橋本からなんばまで乗った特急「りんかん10号」。

橋本を19:41に出発し、なんば着は20:27。
途中の停車駅は林間田園都市、河内長野、金剛、堺東、天下茶屋、新今宮です。

全席指定で特急料金が必要ですが、リクライニングシートは快適でトイレとドリンクの自動販売機があるなど、体調不良や万一の事故・故障でも安心です。


しかし、この5分後の19:46発の急行もあり、この急行だとなんば着は20:37です。

停車駅は御幸辻、林間田園都市、紀見峠、天見、千早口、美加の台、三日市町、河内長野、金剛、北野田、堺東、天下茶屋、新今宮と、特急に比べてだいぶ増えます。


なのに、特急の所要時間は46分、急行の所要時間は51分と大して変わりません。


特急に乗った感じ、堺東付近と天下茶屋手前でスピードは落ちてましたが、停車駅の数にしては急行が早いようにも感じます。


これが南海の特急が皮肉を込めて「特に急がない」と揶揄(やゆ)される理由です。

南海の特急では高野線より、南海線と空港線のほうが「特に急がない」と言われ…


なんば〜和歌山市では特急「サザン」と急行の停車駅の数は2つしか変わらず、昼間の空港急行はなんば〜関西空港間逃げ切りが当たり前です。


空港特急「ラピート」も堺と天下茶屋を通過するαと停車のβがあって、通過のαを速達タイプと口では言ってますが……

実際の所要時間は1〜3分程度の差しかなく、岸和田競輪場の前(春木)を通過するスピードは、あからさまにβのほうが速く、αはのんびり通過します。


関西で特急列車が「特に急がない」と言われるのは、南海だけの話でもありません。

近鉄奈良線の特急は快速急行に対して、日本橋と新大宮を通過するだけで、平日の朝晩に関しては通勤での着席需要に応える形です。

なお、「ひのとり」や「アーバンライナー」も入る豪華ラインナップ。


JR西日本でも、新快速が特に速く走る京都〜姫路は別として、通勤時間帯の宝塚・福知山線の「こうのとり」にもすごいのが。

大阪から新三田までに、尼崎、川西池田、中山寺、宝塚、西宮名塩、三田に停車。新三田を過ぎると特急っぽくはなるけど、大阪〜新三田では快速に対して止まらない駅は伊丹だけ。


トイレ、リクライニングシートと着席保証、自動販売機がある分付加価値は有ると言えばありますが………

グリーン車など特別車両で、ゆったりまどろむのもまた、悪くはない、いや、むしろ心地いいが………


朝晩ラッシュ時の「料金払ってでも!」の着席需要は旺盛なようですが。


あと、大阪難波から鶴橋の各駅〜大和八木では、さっさと移動したいからの「いらち需要」も。

近鉄大阪線はタイミング次第で、特急以外が極端に不便になることも多いから。


高野山駅から高野山の観光スポットへは、南海りんかんバスが便利。

高野山駅からの元の運賃が高いので、高野山内一日乗車券で簡単に元が取れます。


高野山の南海りんかんバスは、一回乗車でも一日乗車券でも、精神障がい者手帳で割引になります。

障がい者割引の場合、一日乗車券は子供用で、手帳またはミライロIDの画面と合わせて提示の方式は地方の鉄道やバスでよくあるパターン。

わざわざ障がい者用を作るより、子供用で代用して手帳提示の方式のほうが、コスト面で理にかなっているといえよう。


まずは、金剛峯寺へ。空海がひらいた高野山真言宗の総本山です。

中の建物はこんな感じです。

中にも、総本山の札が。


高野山駅からバスで1つ目の停留所、大門までは距離が長く山道でしたが、
大門から先の寺が点在する地域では、都会のバスよりバス停の間隔が短いんじゃないか?とも思える距離でした。

なので、金剛峯寺から壇上伽藍(だんじょうがらん)までは徒歩で。

高野山の観光案内などガイドでお馴染み、根本大塔も壇上伽藍にあります。

歴史を感じます。

高野山駅からのバス通り側の門。金剛峯寺からは裏道のような入口から壇上伽藍に入りました。

小腹がすいたのと、一杯飲みたくなったので、壇上伽藍の近くにあるコンビニまで歩いて飲み食いの休憩しました。


次に目指したのは、大半のバスの終点となる、奥の院、弘法大師御廟(ごびょう)。

バス停から弘法大師御廟へは距離があり、道中はいくつも墓がありましたが、シロアリの墓も。

バス停から弘法大師御廟まで距離が長く、この標識では430mですが、1kmぐらいは歩いたと思います。

奥に入ると、撮影も飲食も携帯電話も禁止に。

写真で見る、橋を渡って少し歩けば弘法大師御廟に着きます。


バス停に戻り、次は金剛三昧院へ。
金剛三昧院もバス停から少し離れていて、歩きました。

なんとか建物の写真は撮れましたが、17時を回って拝観時間は終わり。

当初の予定では、ケーブルで降りて極楽橋からなんばまで直通の特急「こうや」でなんばまで戻るつもりでしたが、あとの橋本乗り換え、橋本から特急「りんかん」に変更しました。

特急料金の差額で浮いた金を酒とおやつ代に回した格好です。


時間に余裕があったので、高野山の入口、大門へ。

大門では日が暮れ、山ということもあって暗く、おまけに寒くなってきました。


大門のバス停から駅に戻るバスに乗ろうとしたら、待ち時間が長過ぎで、大門バス停付近も殺風景だったので徒歩で壇上伽藍の最寄り、金堂前まで歩きました。


金堂前まで歩いても、待ち時間はありました。

高野山駅ゆきのバスに乗り、駅からケーブルで極楽橋に降り、極楽橋から橋本までワンマンの2300系各停で橋本へ、橋本から特急「りんかん」でなんばに戻りました。