またまた古いアニメが続くが、この作品はTVシリーズの
好評を受けて劇場版が作られたが、TV版を元にしながら
劇場版を新たに再構築したという点では「999」と共通
する。但しこちらはTVシリーズが終了してから作られた。
自分は元のTVシリーズは観ていなかったが、友人から
いきなり劇場版のビデオを観せられたので、 正直何だか
よく分からなかった。 気になったのは宇宙戦争の最中に
三角関係の恋愛ドラマをやっているという点だった。
それこそが後に続くマクロスシリーズの核となる要素の
一つだったのだが、 先の「三角関係」と「宇宙戦争」に
「アイドルの歌」が加わり、この三大要素がシリーズに
受け継がれてゆくのだった。
スタッフは若手が中心だったが、当時まだ二十代前半
だった河森正治がメカデザインや演出にも抜擢され、
同じく若手の美樹本晴彦がキャラデザインを担当した。
アニメを観る側だった若者達が作る立場になったのだ。
それ故にTVシリーズの制作現場はかなり大変だったら
しく、 回によっては作画のクオリティが低く、メカや
キャラが殆ど動かない紙芝居と呼ばれる回も出るなど
毎週の放送に間に合わせるのに精一杯だったようだ。
TVシリーズ自体はそういった粗はあったものの、物語
の独創性や玩具の売り上げが好調だった事から人気と
評価を受け、劇場版制作の話が持ち上がるのだった。
そして今度は十分な予算と時間が確保された。
