その999劇場版の続編は前作から二年後に作られたが、
大ヒットを受けて東映幹部の意向で始動したらしい。
監督のりんたろうは前作でやり尽くしたと固辞して
していたが、最終的には引き受けてしまうのだった。
続編は冒頭から前作とは打って変わって暗闇の戦闘
シーンから始まる。機械化人と人間との闘いが激化
する中で、鉄郎はゲリラ的な活動を余儀なくされて
いた。この出だしだけでもう陰鬱な気持ちになった。
制作陣も前作とは違うものにしようという思いが
あったようだが、観る側としては何故こうなったと
いう印象が強い。冒険心や希望に満ち溢れていた
前作とは悪い意味で別物になってしまっていた。
前作でメーテルとは永遠の別れをしたはずなのに
あっさり再会してしまうし、制作側の都合で再会
させられた為か、どことなく二人はよそよそしい。
そもそも再会しなければならない動機もない。
