改めて思ったのは前作のトム・クルーズのイケメン
ぶりは凄いなという事だが、一歩間違えれば陳腐な
アイドル映画になっていた可能性もある。そうなら
なかった要因の一つはトニー・スコット監督の手腕
があるだろう。
ハードボイルドなタッチを得意とするだけに物語に
深みを与え、陰影のあるスタイリッシュな映像も
相まって一見明るく爽やかに見える作品の要所要所
を締める事に成功していたと言えるだろう。
そして実在のトップガン・パイロットの協力により
F-14などの実機を飛ばしてドッグファイトを描いて
いる点も勿論大きな見所である。位置関係が少々
分かり辛い難点もあるが、やはり実機を使った迫力
と説得力は圧倒的である。
続編では実機の後部座席に役者を乗せて演技を撮影
するという試みがあったが、実機も使いながらCGと
上手く組み合わせ、映像技術が進んだ今ならではの
アップデートが随所に見られた。
30年余りも空きながら奇跡のような続編が作られた
事は驚きだったが、PART3の制作が正式に発表され、
果たしてどのようなストーリーになるのか、期待と
不安が入り混じっている。だがトム・クルーズなら
再び奇跡を起こしてくれるかもしれない。
