タイトルからロードムービー的な側面もあるのか
と思っていたが、勿論そういった部分もあるし、
1/3ぐらいは車の走行シーンや車内のシーンが
あったように感じたぐらい多かった。
主人公の愛車はサーブ900という、よく知らない
車種だったが、スウェーデン製の車で原作では
黄色のカブリオレだったのを映画では見栄えを
考慮して赤のクーペタイプに変更したようだ。
主演の西島秀俊は全編殆ど出ずっぱりだったが、
舞台演出家の家福という男を表面上は淡々と、
同時に内に秘めた葛藤を上手く表現していたし、
劇中劇では舞台役者も演じていた。
その家福の専属ドライバーという設定の渡利を
三浦透子が演じるが、朴訥ながら運転は抜群に
上手く、辛い過去を背負いながら生きてきたと
いうキャラクターを巧みに体現していた。
