この作中にも登場する「美咲」という
小説は実際に岩井監督が全編執筆した
と言うが、それには自身の実体験も
含まれているという。
その小説がこの作品の基盤にもなって
いるそうだが、福山雅治の役はある意味
監督の想いが投影されていると言える
かもしれない。
過去を振り返る物語だし、それだけに
オッサン目線で語られている部分も多い
ように感じたが、そこが若い世代には
どう受け止められるのだろうか。
広瀬すずと森七菜は現代と過去で二役を
演じ、それぞれ少女らしい瑞々しさが
映像に切り取られていたが、そこは流石
「岩井美学」の面目躍如と言えるだろう。