運転手トニー役のヴィゴ・モーテンセンは
役作りの為にかなりでっぷりとした体型に
なっていたが、破天荒なキャラはシャーリー
と好対照をなしていた。
因みにモーテンセンは25年程前に東映V
アメリカというレーベルで、石橋凌と共演
した「ヤクザvsマフィア」という作品が
あるが、本人は覚えているのだろうか?
その後「ロード・オブ・ザ・リング」で注目を
集めたが、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
「イースタン・プロミス」等のせいか、リアル
でも怖そうな人というイメージがあった。
作品としては重いテーマを扱ってはいるが、
物語は軽いタッチで描かれおり、コメディ
を得意とするピーター・ファレリーの持ち
味でもあるのだろう。
トニーとシャーリーは立場の違いから噛み
合わないままだったが、旅の途中の様々な
出来事を経て、やがて固い絆を結ぶ所は
涙を誘うものがあった。
しかしながらアカデミー作品賞としては
やや無難な線に落ち着いたような印象も
なくはなかったが、良く出来ているし、
後味も良い作品である事は確かである。
「イースタン・プロミス」より。マッパ上等!
