先日深夜に再放送されていたが、これは2014年
に制作された辻一弘氏のドキュメンタリーである。
この頃、辻氏はハリウッドでの映画制作からは
離れ、現代美術家として活動していた。
映画制作から離れた理由は、業界の利益主義の
実情に嫌気がさしたといった事を語っていたが、
自分の本来やりたかった事へ向き合いたいと
いう思いも大きかったようだ。
番組内ではニューヨークで開かれる美術展用に
アンディ・ウォーホルの二倍サイズの胸像を作る
姿を追っていたが、長年培ったその技術力を
存分に発揮した素晴らしい作品だった。
既に過去のアカデミー賞でも二度ノミネートされ、
辻氏のメイクアップ技術は高く評価されていたが、
ゲイリー・オールドマンも当時からその技術力に
一目置いていたのだろう。