その旅行の列車内でテロに遭遇するわけだが、
そこに至るまでの観光シーンも結構な時間を
取って再現していた。そういった部分が割り
と長いとは聞いていたが、確かにそうだった。
(ネタバレあり)そして終盤になってその
テロの場面になるのだが、その事件自体は
思ったより短い時間で終結する。銃乱射と
言われているが、実際には一発だけだった。
驚いたのは撃たれて瀕死の重傷を負った
乗客とそれを目の当たりにしていた奥さんも
本人役で出演していた事だが、事件を再現
するのはやはり相当の葛藤があったようだ。
先の三人のうち二人は軍人だったという事も
幸いだったのだが、最初に突っ込んで来た
一人に向けて犯人が撃とうとしたライフルが
不発だったという幸運もあった。
全体的には本人出演の「アンビリーバボー
劇場版」という感じだったが、近年実録物
を作り続けるイーストウッド監督の「真の
ヒーローとは?」というメッセージが今作
にも込められているような気がした。