ジョン・ウー監督の香港時代の最期の作品に
なるが、チョウ・ユンファと五度目のタッグを
組み、共演は「インファナル・アフェア」でも
潜入捜査官を演じたトニー・レオンである。
冒頭に「マンハント」にも出演している國村
準が殺し屋役で登場している。いきなりこの
シーンで凄まじい銃撃戦が展開するが、これ
でもほんの序の口である。
中盤でも更にド派手なアクションが用意され、
後半は病院を舞台にして30分余りも銃撃戦が
延々と続く。冒頭もそうだったが、巻き添えで
殺される人の数もハンパない。
久々に全編鑑賞したが、フルコースを食べた
後にまたフルコースをブッ込まれるような
銃撃戦の分量は空前絶後と言っても過言
ではない。観る方も相当負担を強いられる(笑)
ドラマ的には「男たちの挽歌」や「狼」には
劣るが、このアクションの熱量はジョン・ウー
の頂点であり、「マンハント」がかなり薄味
に思えてしまう程である。