この冒頭のシーンだけでガッチリと心を
捕まれてしまったが、「カーアクション版
ラ・ラ・ランド」と評されるのも分かった
ような気がした。
勿論そこには恋愛の要素も絡んでくる
のだが、犯罪アクションとボーイ・ミーツ
・ガールのテイストを巧みに融合させた
エドガー・ライトの手腕も見事である。
主人公役のアンセル・エルゴートは初見
の役者だったが、後遺症の耳鳴りを消す
為に常に音楽を聴いている凄腕ドライバー
という特異なキャラを上手く体現していた。
ヒロインのリリー・ジェームズも自分はよく
知らなかったが、魅力的に役を演じていた。
主人公のお蔭で危険に巻込まれてしまうが、
やがてお互いに掛け替えのない存在となる。