「トップガン」が製作されてから約三十年が経つが、
スカイ・アクション作品としては未だにその地位を
不動のものにしている。その大きな要因となっている
のが、迫力あるドッグファイト・シーンである。
ミラマー海軍基地の実在のトップガン・パイロットの
協力によって撮影された飛行シーンの数々は、
巧みな編集と音楽の効果も相まって、アドレナリン
全開の映像をスクリーンに刻みつけていた。
もう一人の主役とも言えるF14トムキャット戦闘機の
可変翼を取り入れた独特の形態は、多くのファンを
獲得したが、「マクロス」のバルキリーを生み出す
ヒントにもなったのではないだろうか。
因みに米軍ではF14は退役してしまったが、イラク軍
では独自の進化を遂げているという。部品の供給が
無くなってしまった為、自ら改造せざるを得なかった
という背景があるらしいが、意外な事実である。