宮崎監督の隠れた名作と呼ばれる短編
作品だが、元はチャゲ&ASKAのライブ
のオープニングで流すために企画され、
ダメ元で宮崎監督に頼んだら本当に
実現したというPVである。
ASKAといえば三年前に覚醒剤の使用で
逮捕されたが、丁度宮崎駿作品全集が
発売される直前だった。その為に延期
された後にこの作品を抜いて発売され、
購入者には同作が後で無料配布された。
そんな経緯もあってディスクはオクで
高騰しているが、かつては金ローで放送
された事もあったが、現状ではそういう
事は当面難しいだろう。
出来のいい作品だけにこんな事態に
巻き込まれて残念だが、自分も暫くは
観る気が減退していたが、久しぶりに
観たらやはり良かった。
約7分の中に宮崎ワールドの要素が詰め
込まれ、時間軸を遡ったり、別の結末が
描かれたりと遊び心と実験的な編集が
印象的な作品でもあった。
(ネタバレ?)ラスト、翼の生えた少女を
逃がした主人公二人の乗った車は脇道
に停車するが、これは放射能を浴びて
死んでしまったからだという説がある。
しかし宮崎監督は「二人はまた仕事に
戻るのだろう。戻れるかは分からない
けども。」と語っているし、自分も死んだ
などとは微塵も思った事はない。大体
死んだら悲しいやないかー!