作品自体の作りも非常に丁寧で、コミックの
アニメ化となると大抵違和感があるのだが、
そういった部分も殆どなく、キャラクターの
描き方も脚本も上手かったと思う。
そういう作りなので物語の流れもとても自然
というか、実写作品的なアプローチに感じる
所もあった。という事は実写化への甘い誘い
も今後生じるかもしれない。
それはともかく、この作品の監督も「開いて
はいけない扉を開いてしまった思い」と述べ
ているように、何か触れられたくない部分に
触れられてしまったような感覚もあった。
それだけに自然と涙も湧いてきたが、「君の
名の。」とはまた違った意味合いの涙だった。
そこはファンタジーとリアルの違いでもあるが、
この時期にこの二作品が並んだというのは
何か不思議な縁を感じさせられる所もあった。