そしてまた今回のゴジラを担当したプロデューサーも
ゴジラにはあまり関わりたくなかったという事だが、
庵野秀明に依頼したのは従来のシリーズとは違った
ものを作りたいという思いがあったようだ。
ここもゴジラ愛があまりに強いと既成路線を守ろうと
して同じようなパターンのものが出来た恐れもあった
だろう。一応保険として従来のお約束的なものも提案
したが、庵野秀明はそれらを拒否したという。
例えば主人公には大抵恋人がいて、ラブストーリー的
な要素も入れたりするのだが、庵野秀明に一蹴された
プロデューサーは「まぁそれもそうだな」とアッサリ受け
入れたという。
ゴジラの形態についてもまた然りだったそうだが、それ
ぐらいやらないと変わらないと思いもあったし、そういった
柔軟な対応が新しいゴジラ像を生み出し、今回の成功を
導く要因となったのだろう。