制作の遅れだったのか、意図的だったのかは不明だが、
本当の最終回は次の劇場版で!という商人魂炸裂の
展開には少々呆れてしまったが、それでも健気に当時
観に行ってしまったのである。
その劇場版の冒頭、主人公は病室で眠るヒロインを
オカズにコクという、SFアニメ史上類を見ない愚行を
働く。もし999の星野鉄郎が傍にいたら戦士の銃で頭を
撃ち抜かれていただろう(笑)
ストーリーも支離滅裂だったTVシリーズの最終回にケリ
をつけるはずだったのに、ラストは結局よく分からない
感じで終わってしまった。そして先のヒロインが主人公
に「気持ち悪い」と言い放って締め括る。
この辺りの庵野秀明の作家性と言うか、オタクであるが
ゆえにオタクを嫌うという同族嫌悪的な姿勢が現れてい
る気がした。その辺りの事や結局煮え切らないラストも
含めて、個人的には何だかなぁという感想だった。