戦争ものはCGの発達もあり、特に「プライベート・
ライアン」以降はリアルで凄惨な描写が目立つように
なったが、この作品もその流れを汲む一本である。
今作は戦車同士の戦闘シーンがウリで、特にタイガー
戦車の本物を走らせているのが凄い!と聞いていたが、
個人的に戦車自体には興味が薄いので(笑)それほど
期待値が上がるという事もなかった。
加えて会社帰りの若干疲れ気味の状態で観に行ったので
いきなり序盤から眠気が襲ってきた。しかしすぐに戦闘
が始まり、その後のシーンも緊張状態が続き、以降は
眠たくなるような事はなかった。
中盤にタイガー戦車とシャーマン戦車軍団との戦いが
あったが、戦車戦のピークは実質ここだった。しかし
タイガーはこんなに強かったのかと改めて思い知った。
終盤は主人公たちの乗る戦車が故障し、そこへドイツ兵の
大部隊がやってきて籠城戦となるのだが、ちょっとここは
ドイツ兵がやられ過ぎな気がした。外へ出て機関銃を撃つ
ブラピに弾が当たらないのも製作を兼ねているからか(笑)
後で戦闘の一日だけの出来事を描いたと言っていたのを
思い出したが、何日も経っていたような気がした。そこは
別に良し悪しはないが、もっとシーンを重ねてドラマと戦闘を
描いたらもっと傑作になったのではないかという感じがした。