著名人の訃報で今年一番驚いたが、既に一週間も
前に病気で亡くなっていたとは更に驚きである。体調
を崩したとか入院したとかいう報道も一切なかったのが
更に拍車を掛けたが、発表が今日になったのも恐らく
本人の意向があったのだろう。
昭和を代表する大スターで、数多くの作品に主演し、
カリスマ的な存在であったが、私生活を公にせず、
あくまで俳優・高倉健のイメージを貫き続けた。
仁義に厚い人柄で、意外にユーモア好きな一面も
あったが、多くの俳優が高倉健に憧れ慕っていた。
個人的に作品は沢山観たような気になっていたが、
TVで断片的に観たのが多く、ちゃんと通して鑑賞
したのは数本に過ぎない。しかも劇場で観たのは
唯一「ブラック・レイン」だけである。
出演作の中で私的には最も印象深い作品であるが、
公開当時は松田優作に注目が集まったが、受け手
の高倉健の抑えた演技も流石の存在感だった。
往年のファンも「久しぶりにカッコいい健さんを見た」
との声も多く挙がっていた。
「ブラック・レイン」についてはまた過去記事を再録
するつもりだが、高倉健はあまり知らないが、この
機会に何か観てみようという人にはお勧めの一本
である。ともかく故人のご冥福をお祈りします。