数年前に原作を読んでいたが、新幹線での護送や
アクション・シーンがあるので映像化は難しい
だろうと思っていた。それから約8年が経っての
映画化だけに、その内容には興味深々だった。
ただ主演のSP役の大沢たかおはいいとして、原作
では男だったパートナーを女性に変えて、それを
松嶋菜々子が演じるというのには少々不安があった。
作品は前半にタンクローリーの大爆発や、先述の
新幹線絡みのシーンを台湾で撮ったりなど、力の
入った見せ場が続いた。が、良かったのはそこ
までで、後は勢いが落ちてしまった感じがあった。
やはり松嶋菜々子はこの作品に合ってなかった気が
するし、原作通り男のままで良かったのではない
だろうか。大沢たかおは悪くはなかったし、他の
共演陣もそれぞれハマッていたように思う。