佐々木監督の発言について | interbeckerのブログ

先日の南アフリカ戦に引き分けたことについて、佐々木監督が試合後の会見で引き分け狙いを選手に指示したことを発言し波紋を呼んだ。


奇しくもバドミントンで自国選手ペアとの対戦を避ける等の理由で無気力試合を行なったとして、中国・韓国・インドネシアの計4ペアが失格処分となった。

このことで批判の矛先がなでしこにも降りかかってきてしまったのだ。


私自身も佐々木監督の発言を聞いた時、なんでわざわざそんなことを会見で言う必要があるのかと疑問に思ったのだが、あの発言は見方によってはロンドンオリンピック委員会及びFIFAへの批判も含まれていたのではないだろうかと考えるようになった。


なぜなら中2日という強行日程を組んでおきながら、次の試合会場までの移動時間が8時間以上という選手達の体調面に対する配慮が一切感じられない馬鹿げた会場選定をしていたのだから文句の一つも言いたくなるのは当然だろう。


そう考えると一連の発言は、選手たちを守るための戦略であり、仮に試合内容に対する批判が出るのであれば、それは選手ではなくその戦略を立てた自分に向けられるべきだ、と報道陣に向けて先手を打つのが目的だったのではないだろうか。


佐々木監督の発言が無ければ、フランスやアメリカとの対戦を避けるためにわざと引き分けたということだけがクローズアップされて報道されていたかもしれないし、選手たちにも批判が向けられていたかもしれない。


実際、あの発言によって選手達に対する批判の記事はほとんど目にすることはない。


そこまで考えての発言だとした本当に凄い監督だ。