EURO2012準決勝のもう1試合ドイツvsイタリアは2-1でイタリアが勝利し決勝進出を決めました。
スコアは僅差ですが、イタリアの完勝だったと思います。
ドイツの時間帯はイタリアが先制するまでの十数分間だけでした。
この時間帯で得点のチャンスもあったのですが生かすことが出来ませんでした。
そしてイタリア先制のシーン。
前線でカッサーロがパスを受け、一度バックパスをするような動きを見せます。
すかさずドイツDF陣がパスコースを塞ぎに動くのですが、カッサーロはその裏をかき切り返して前を向き素早いタイミングで絶妙のクロスを上げます。
バロテッリもDFにマークされていましたが、DFよりも早くこのクロスに反応していました。
ヘッドを合わせイタリアが先制です。
その後ドイツが反撃を試みますが、これまで見せていた攻撃の連動性がありません。
それでも個人技でチャンスを演出し、ケディラのミドルシュート(ブッフォンの好セーブ)など惜しい場面もありました。
しかし、前半36分ドイツCKからイタリアが逆にチャンスを掴みます。
クリアボールをモントリーヴォが拾いパスコースを探します。
その瞬間、バロテッリが裏へ抜け出す動きを見せ、モントリーヴォもそれを見逃さず前線へロングパス。
ドイツDFラームが対応していましたが目測を誤りバロテッリへのパスを許してしまいます。
そしてGKが反応出来ない物凄いシュートを放ち2点目。
誰も予想していなかった前半だけでイタリア2点のリードです。
後半に入り、ドイツは選手を入れ替え攻撃を仕掛けます。
開始早々にチャンス迎えますが、ラームのシュートは枠を外れゴールならず。
その後は焦りからか組織的な攻撃が出来ず、単調な攻撃が目立ちます。
時折エジルが個人技でチャンスを作るものの、イタリアDF陣がことごとくクリアし得点を許しません。
一方のイタリアもカウンターから決定的なチャンスを何度も迎えますが決められず、試合を終わらせることが出来ません。
このまま時間が経過しロスタイムへ。
イタリアPA内のハンドによりドイツがPKを獲得。
エジルが決めドイツが1点を返しますが、イタリアがそのまま逃げ切って試合終了。
1次リーグから圧倒的な強さを見せ優勝候補本命と思われたドイツでしたが、相手にゲームの主導権を握られた時の脆さが露呈してしまいました。
イタリアは大会を通じてチームとしての成熟度がますます増していってます。
ドイツ相手にこれほどまでゲームを支配するとは本当に驚きです。
これで決勝のカードはスペインvsイタリアに決まりました。
1次リーグでも対戦し1-1のドローでしたが、圧倒的なポゼッションでゲームを支配してきたスペインに対してイタリアも攻撃的な姿勢で挑み、互角以上の戦いを見せてくれました。
決勝でも再びレベルの高い好ゲームを期待しています。
出来れば90分で決着がついて欲しいですね。