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アニメ・漫画~まとめ・解析~

エクセルがないのでオープンオフィスを使いまうす

カウボーイビバップ


1998年 1位

COWBOY BEBOP / カウボーイ ビバップ DVD-BOX [DVD] [Import]/作者不明
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評価

・アニメはOPを見れば質がわかるというのが持論だが、未だにこれを超えるものは見た事がない。匹敵するものさえ数少ない。初めて見た時は寒気がした程に衝撃を受けた、今も一番お気に入りのOPである



・20代に視聴した時は、クールな格好良さだけ頭に残ったが 30代で再視聴したら、自分が大人になれたからだろうか・・・



・気楽さ・寂しさ・虚しさ・適当さ などセリフや掛け合いの中から様々な角度で感じられた。 キャラデザ・音楽・世界観今でも色褪せない



・ハードボイルドとJAZZをメインに押し出すという当時ではかなり挑戦的な作品であり、視聴者に大きなインパクトを与え、後の多くの作品に影響を及ぼした傑作であるといえます。また、表面的なカッコよさだけではなく、ナベシン監督が伝えたいことが凝縮されたような濃い作品でもあります。今視聴しても全く古臭さは感じないと思うので、興味はあるけどまだ観ていないという方にはとにかく観てほしい作品です。筆者はこの作品を観て人生観を揺さぶられました。



・「どんなものにも始まりがあり、 そして終わりがある。 人生はその繰り返しだ。来て欲しくない終わりもあるが、 避けられない終わりを経験して行くこと、 それが、大人になって行くってことなんだ。」はなんか今までの自分の人生を思い出して心にグッときました。



・ハードボイルドで、あまりアニメで使われないジャズナンバーがそろって、クールな主人公達が活躍する。今の萌えアニメ苦手な人達に人気があるのもわかります。



・この作品は私が今まで出会った作品で一番の傑作です。他の作品には無い違う雰囲気を出してますし、言い回し、話の内容も面白い。子供の時、チラっと見た記憶があり、その記憶を頼りにこの作品を探してましたが、今はチラっと見ていて本当に良かったと思っています。



・スパイクのスタイリッシュかつ、さりげないかっこよさ。ほぼ一話完結の見やすいストーリー。バトルシーンや機械の動きの一つ一つ等、素晴らしい作画。



・洋画や香港映画からの引用が散りばめられており、作画もTVアニメの中ではトップクラス。アニメも映画も好きな私にとっては未だ唯一無二のアニメです。よくスパイクがルパンに似ていると指摘されますが、それは両方の作品がゴダール映画の影響を受けてるからだと思いますよ。まずもってルパン三世はもろに「気狂いピエロ」のファッションや役者の影響受けてます。他方でカウボーイビバップの渡辺信一郎監督はゴダールに心酔している事を公言しています・個人的にはスパイクの、心ここにあらずで夢を見ているかのような、あの虚ろな眼が好きだ。スパイクはなぜ過去にしか生きられなかったか。ジュリアがそれほど魅力的な女だったということか、あるいはフェイの魅力が足りなかったのか。 おそらく両方だろう。



・思ったよりも良くできてる! OPが気になってから視聴しだしたのだが、豊富な脚本や魅力的な主人公たち全体を通して見ても面白い! 中にはつまらないエピソードもちらほらあったが、見ごたえのある作品だったのでよかった



・ TV版の13話-個人的にはとても好きな回ですが、テレビ局批判など非常に風刺の部分が強く、あまり好きではないという方もいるかもしれません。ただこの回においてはDVD化もされていないのでほとんどの方が観る機会はないでしょう。

灰羽連盟

はいばねれんめい


2002年 2位


灰羽連盟 DVD_SET/ジェネオン・ユニバーサル
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評価

以前観たときは退屈至極という印象しか持ちませんでしたが、今観ると・・・いいですね




・視る人は選ぶと思います。人間関係に悩んだことがある人でないと10代はおろか20代でも厳しいかも。つまり30過ぎてから見ることをお奨めします(笑)



・視聴する人の環境(年齢、心の状態など)に大きく左右される作品のような気がします。単純に評価が高いので面白いはず!と思ってみると期待外れになってしまうかもしれません。 作品の(恐らくの)世界観やテーマは素晴らしいと思います。灰羽という種も世界に用意された謎も話を惹きつけるアクセントとしてうまく小出しされますが残念ながら最終的にほとんど全ての謎は作中では明記されず、視聴側の憶測の域を出ません。むしろ憶測させる程度には謎が提示されるものの、あえて考えない方が正解といった感じもします。


・用意された世界の謎や設定の謎が気になる人にはお勧めできません。世界は世界としてありのまま受け入れ、そこに確かに存在する少女達の触れ合いラッカやレキの物語として受け入れられる人にのみお勧めします。



・この作品の優れているところは個人的に人の温かさが感じられるところにあると思います。記憶もないまま、異世界に投げ込まれて不安と戸惑いを感じるラッカ。しかし、そこで優しくしてくれるオールドホームの灰羽達や、面倒見の良いレキ、厳しくも思いやりのある時計屋の主人、無償で服や靴を提供してくれる店員など、人々の温かさにジーンときます。ですので退屈といわれる前半も自分は魅力的であると思います。



・中世ヨーロッパのような町の雰囲気、セピア調の色彩、天使のような見た目の灰羽たちが作り上げる独特の世界観が特徴的。 作中の世界がどういった場所なのか、灰羽が何なのか、罪憑きとは?などの設定部分がはっきり分からないまま終わるのでスッキリはしない。



・灰羽とは? 謎ですよね。何故繭から生まれてくるのか? どうして羽が生え、天使の輪は何?罪憑きに何故なるの? 何故壁に触れてはいけない?どうして記憶がないの? 考えるだけで何故という疑問次々とわいてきます。物語が完結を迎えてもその答えは導かれることはありません。



・独特の不思議な世界観、静かな雰囲気、彩度の低い落ち着いた色合いで描かれる一見、地味で大人しい作品なのですが精神的なテーマを描いていて、その内面は濃いモノになっています。




・明るい作品ではないのですが、全体的にモダンでそれぞれの季節を作品の独自の視点で進んでいくのはとても良いです。キャラクターも意外と設定がよく、灰羽の設定もよかったです。独特な設定ながらわかりやすく、一つ一つの描写やセリフがとても良かったです。天使の輪をドーナツのように焼いたり、髪の毛が静電気ではねちゃったりなど所々に面白い描写がありました。



・このアニメは全然核心に言及しないまま終わりましたね。なんとなくこうなんだろうって視聴者に考えてもらいたいのが伝わってきます。推察しながら見るのが好きな人にはオススメです。

キルラキル


2013年 13位

キルラキル 纏流子 神衣鮮血ver. (1/8スケール PVC製塗装済完成品)/ファット・カンパニー
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評価

己を「服」として着せることで人類を進化させた異星体生命繊維と、それに対抗する主人公の戦いを描いた熱血バトルアニメ。良い点で書いた通り、昭和期の熱血バトル漫画をモチーフにした世界観を現代風にアレンジしたのが大きな特徴です。当初の敵側に魅力的なキャラが多く、「熱血もの」の名にたがわぬ、全編熱く勢いのある話を展開していましたが、それ故に中盤以降はある程度話の展開が読めてしまうというきらいがありました。



・正直一話が最高に面白かった半面、2クールということが不安だった。このノリを2クール続けられるのかなという意味で。でも、最後までみたら1クールじゃ全然足りなかった。



・日記でなんだか良く分からないけど面白いって話をしていたらその後の話で作品の重要な軸にされてしまった。結局作った人たちもなんだかよく分からない過去の作品の面白さを表現するのにどうもなんだか良く分からない形で表現してしまった気がする。根っこ、奥底は本当に良く分からないけど面白い作品。製作チームのグレンラガンもいまいち面白さが良く分からない部分も多いのでそういうものなんだろうなと思えてくる。



・勢いハンパない。ストーリーは王道中の王道ながら、アニメならではの強み、アニメーションで魅せるアニメでした。漫画や実写ではできないことをやっているから面白いし、そこが支持されているんだと思う。とにかくキャラが動く。オーバーに動く。光や爆発もバンバン入る。ガマさんなんか気合いとテンションで身体の大きさ変わっちゃうし。



・このアニメほど目茶苦茶、出鱈目、ハッタリ……そんな表現がピッタリとハマる作品はないんじゃないでしょうか。そう言えるくらい、アニメというメディアの特色「誇張と省略」を活かしたアニメだったと思います。リアルさをかなぐり捨て、絵として、創作劇として魅力的な嘘とこじつけを最後まで貫き通しているのが非常に印象的です。存分に炸裂する作画・演出・演技という要素のパワフルさはもちろんのこと、力を抜くときにはとことんまで力を抜いたチープさを見せ、もはやそれさえも魅力として押し付けてしまう。お色気描写も全く厭わず、むしろそれを個性とするまでに描ききっているから凄いですね。



・どのキャラもいい味を出していて、キャラがしっかり立っている。見せ場もそれぞれあって見ていて気持ちがいい。また声優陣の演技も本当に素晴らしく、特に主役の流子と鮮血、(ほぼ)主役の皐月、ラスボスお母様と中ボスのヌイ辺りはさすがの演技。新人声優を使っていたらこのクオリティの作品はできなかったと思う。



・ストーリーの出鱈目っぷりをさらに盛り上げる作画・演出の圧倒的パワーも印象的。特に戦闘シーンの作画クオリティはほかのアニメを寄せ付けないほどのクオリティで、迫力とケレン味に溢れていました(というよりほぼ全て迫力とケレン味で構成されています)。また、わざとチープに見える演出や二次元らしさを感じさせるタッチの背景を交えることで、サブカル創作劇らしい、ある種の滑稽味も醸成させており、ただの血生臭い復讐劇に終わらない独特の雰囲気も作り上げていました。




・毎回のバトルの敵キャラの濃さが見た目でも性格にも反映されているため、もう少し掘り下げる余白があったのではないか?と思うとすごく残念。 (結局、純潔はどんなキャラだったんだ?自分の通った変遷で何を感じたんだ?と疑問が拭えない) マコと流子の友情劇・流子の家族との浅からぬ因縁が一つ一つギャグもシリアスも交えて丁寧に書かれていただけに、四天王の日常も映像としてみたかった所。




・強靭なる敵。対決、敗北、再起、再戦、勝利。これのリフレイン。視聴者の期待どおりの王道展開。しかし、面白いんだから参る。予想どおりの方向に進むのに、演出や、小手先の小技でもって、常に斜め上。製作者達が楽しんで、命を燃やして(削って)作っているのが伝わってくる、近年珍しいタイプの作品だった。




・昭和の熱血バトル漫画の雰囲気を現代風に再現した、話、作画、バトル演出の数々。全編を通じて己の信念を貫き通した主人公のライバル皐月さまのキャラ、というか生き様。彼女に付き従う四天王との友情や忠誠を超えた「絆」。話の展開上、主人公流子が敗北したり迷うことが結構多い分、彼女のおかげで話が見やすかったですね。