刀語
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2010年 111位
総合 2945位
あらすじ
地図にも載らない無人の島・不承島。そこに暮らすのは刀を使わない剣術・虚刀流(きょとうりゅう)七代目当主・鑢七花(やすりしちか)と、その姉の鑢七実(やすりななみ)であった。父親が島流しとなった巻き添えで、幼い頃に二人がこの島にやって来たのは二十年も昔のこと。
父親はすでにこの世を去り、もはや彼らのことを覚えている者は居ないかに思われたある日、奇策士を名乗る“とがめ"という女性が島を訪ねてきたのだった。
彼女は、伝説の刀鍛冶・四季崎記紀(しきざききき)が、その人生をかけて完成させた十二本の変体刀(へんたいとう)を集めるため、虚刀流の当主である七花に協力を求めてきたのだ。
だが、その交渉の最中、突然の襲撃を受ける!
- 刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)/西尾 維新
- ¥1,029
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評価
・原作者の作品はどれを見てもセリフや構成がリズムカルで視ていて気持ちがいいです。それが月一回1時間という放送でその味がよく生きていました。
・生まれて一度も出たことのない離れ小島で姉と二人ずっとくらしてきた主人公が,幕府の奇策師(ヒロイン)と島を出て,12本の刀を集める旅に出る話.作話ペースを考え,一話ごとに一本の刀に焦点を当てて構成されていたのが非常に分かりやすくて良かったと思います.それぞれの刀の特徴づけも面白かったです.デザインは賛否両論みたいですが慣れれば,なんてことは無いです.
・やはり喋りが多く感じますね。明らかにそれが作品のアピール点の一つに違いないのですが。面白い趣向やストーリーに関わる部分もありますが、引き延ばし感が気になる所も結構ある。原作者が同じ化物語を知ってれば質的に類似してるので、そういうスタイルだとわかった上で楽しめる部分もありますが、知らない方は何くだらねえ御託並べてるのだ、ともなりそう。作品のスタイルなので変えようが無い所もあるでしょうが、テンポの良さも感じさせて欲しい所です。
・西尾維新と言う作家はひねくれた作家だ。ひねくれた作家ほどドラマはストレートに描かれる。大筋だけ話せば実に単純なお話なのに、随所に出てくるつくり手のひねくれた発想。
・【悪い点】作画がクレヨンしんちゃんみたいで全く萌えない。戦闘短すぎ。
・まんが日本昔話のようなシンプルな作画ですた、キャラクターも好感的、掛け合いも緩急織り交ぜていて、適度な間合いでのツッコミの入り具合は最高とまではいかないまでも私としては上の下くらいかな??
・キャラデザには癖があり、内容的にも癖がある。各話の完成度には当たり外れはあるが、一話完結でこなすので化物語よりは外れ回が痛くないし内容も説教臭くもない。説教というより説法くさい、説明過多なのは認める。
・西尾維新を好きになれるかなれないかは、彼の言う戯言を楽しめるかどうかに掛かっている。それがただ鼻につくと言うだけでは到底好きになれない。私はどちらかと言えば好きだ。多分私の同類の部分があるからだと思う。もっと真面目だとは思うけど。この人はどうもふざけて見える。だからこそ思想と言うより戯言。