世紀末オカルト学院
2010年 16位
あらすじ
1999年、長野県松代にある日本のピラミッド“皆神山"にそびえたつ私立ヴァルトシュタイン学院。
ここでは何かに引きつけられたかのように次々とオカルト現象が起こる。故に「オカルト学院」と呼ばれている。
学長はオカルトの研究に人生をかけ、生徒たちも日々学業と研究に励んでいる。
ある日父である学長が亡くなり、オカルトが大嫌いな一人娘の神代マヤが学院を訪れる。そこで2012年から来たと言う自称“タイムエージェント"で元・スプーン曲げ少年として名を馳せた内田文明と出会う。
学院の中で起こる様々な怪奇現象に遭遇しながら、文明が1999年にタイムスリップしてきた真相が徐々に明らかになる。
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評価
・主人公のマヤはオカルトに没頭する余り家族を顧みなかった父親と仲たがいし、当初は酷く嫌っていたが、次第に父親が自分を守る為に奔走していた事、オカルト学院そのものが自分に対する愛の象徴である事に気づく。
人の心も、オカルトも、最大の共通点は「信じなければ見えない事だ」。今回はオカルトが何の捻りもなく存在しているが、そんなオカルトも信じなければ見えない。
マヤが父親に対する信頼を無くし、離れていくと同時に嘗てはあんなに信じていたオカルトも嫌いになっていく。その心情の移し方が抜群に上手い。
・最初はオカルト物として期待してたのですが最後はファンタジー物として終わってしまいましたね
ラスト一話で一応旨く纏めてますが破綻してる
・当初はホラーアニメの類を予想していたが良い意味で予想外だった
最早時代遅れも良い所の「ノストラダムスネタ」だが、それにセットする形での90年代のヒット曲持ってきたのは面白い試みかと
後半以降のオカルトというよりはファンタジーな展開は超展開が過ぎたかと思うが、最終回で明らかになる「ノストラダムスの鍵」の真相とスプーンで敵に立ち向かう文明がその不満を吹き飛ばしてしまった
・【悪い点】今流行りの主人公に対してヒロインが無意味な理由のない暴力を振るう、特に序盤は酷い。
・全般的にご都合主義で中盤ダレ気味なストーリー展開
オカルトなので何でもありとは思うが、急に人が死んだり生き返ったり、突然魔法少女
バトル等等と云った展開はご都合主義の臭いがきつい。
・初期のペースで行くなら面白くはないけど、まあ悪い作品にはならないかなとも思い見ていたんですが、最後の最後で色々やりすぎてしまった感がありあまり好印象はもてませんでした。
というか初期の段階から思っていたんですが、オカルトのような非科学的でぶっとんだ世界観を重視するのか、それともSFのように科学的な時代考証などを踏まえていくのか、という二つの要素を上手く融合させれずグダグダで終わってしまった気がします。
・被せでの騙しが非常に上手い。また込められているメッセージも感銘を受けた。
だが中盤の雰囲気を打破しようと後半を思いっきり盛り上げた事が仇になっているのは残念。
退屈でもいいから繊細な描写を貫いてほしかった。
・最終話まで観終わりましたが、どう評価していいのか非常に戸惑う作品になりました。
クライマックスまでの展開と文明が最後に見せた男気に胸が熱くなり、見終わった後には爽やかな気持ちにもなりましたが、冷静に考えるとおそろしく整合性に欠ける物語を、演出の力技でねじ伏せながら走り切ってしまった作品といえそうです。クライマックスの文明の特攻シーンは、もっと適切な描写があったんじゃないでしょうか。