律儀
そう言うとなんだが、私は律義な性格である。
いや、真面目と言った方がいいかもしれない。
(自分で言うのも何であるが……)
忠臣蔵を現代版に焼き直して展開する。
しかも、面白くしなければならない。
そんな難題を突きつけられて以降、ふと気付けば忠臣蔵のストーリーラインを考えている。
どうせやるなら47時間以内であろう。
もちろん、赤穂浪士に因んでである。
まずはダジャレモチーフだ。
中心くら(暗)っ……というのはどうだ?
展開はさっぱり思い浮かばないのだが、最後に主人公が気付くのだ。
「何じゃこりゃ? 周りはこんなに明るいってのに、真ん中だけ真っ暗じゃん…ここの中心、くらっ!」
みたいな。
言うまでもなくダメだろう。そもそも最後に至るまでのストーリーが全く浮かばないではないか。それに、真ん中だけくらいというシチュエーションも思い浮かばん。
となれば、赤穂浪士から攻めるか……
赤穂四十七士。
どこか今流行りのグループに近いではないか?
AKO(エイケイオー・アコー)47というのはどうだ?
ある日、所属事務所が芸能界から追放されてしまう。
苦境に立つアイドルグループ「AKO 47」は地道な草の根活動でファンを拡大し、やがてメジャーデビューって、全然ダメなのだ。
だいたい私は忠臣蔵の展開をわかっているようでわかっていない。
まず知っている登場人物と言えば、浅野内匠頭(ワープロの対応力に感謝)、吉良上野介(同左)、大石内蔵助(内って必要なのか?)、大石主税(ってか、どうして主税でチカラなんだ?)……あとは、えっと……高田馬場の仇討ちのヤツがいたような……まあ、とにかくロクに知らないのだ。
この知識量でどうやって書くんだよ。
だいたい仇討ちってのが今風じゃねえしなぁ……
まあ、逆に言えば、仇討ちなんてものをやろうってヤツがいるわきゃないという現実離れがかえってモチーフとして面白くなるのかもなあ……
ってことで、ちょっと思いついたので、書いてみることにしてみました。
敢えて忠臣蔵についての知識は増やさず、限られた知識量でやってみようと、雪が降る中考えた次第です。