だいたいベンチャーなんてハチャメチャだよね… | 丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ

だいたいベンチャーなんてハチャメチャだよね…

ベンチャーのハチャメチャぶりを描くことも「奥さまはCEO」の目的の一つと位置付けています。
これは決して、成長著しい企業の破天荒ぶりを礼賛しようということではありません。
むしろ、基盤の整っていない会社の無秩序ぶりがいかに多くの犠牲に基づいているものなのかを知らせたいという気持ちです。

 


激しく成長を目指していくということは、器の出来上がっていないところに無理に何かを盛りつけようとする行為です。
そういうと、すごくかっこいい感じもしますが、実情は悲惨です。
そりゃそうだよね。できてないところに次々と盛っていくんだから、無理に無理が重なりますよ。

 

 

一方、そのプロセスに血沸き肉躍るとでもいうか、アドレナリンが出ちゃうというのもわかります。
無理なことを無理だと決めつけづに取り組むってのは、おもしろいですよね。
(悪い癖で同じことの繰り返しになってますが、)
こういうベンチャーとしての面白さをただ「すごい」と言うのはバランス間違っていると思っています。

 

 

「奥さまはCEO」の舞台であるクラウド社は正社員数で350名規模を想定しています。
間接雇用を入れて500名というところでしょうか。
これくらいの会社だと、バックオフィスは常に悲鳴を上げるものです。
(そんなに充実したバックオフィスを抱えていたら、利益が出ませんよね)

 

 

やれ、組織変更だ、やれレイアウト変更だ、やれ退職だ、やれ入社だと…
そこに持ってきて、M&Aやるとか、新会社作るとか、新規事業スタートするとか、
とにかく毎日新しいことが起きまくるわけで、落ち着いて組織作りなんてできやしません。
すると、どこかにしわ寄せがググッと寄っていくわけですね。

 


そんな姿を描いてみようかと。
成長による関節痛がどんなところに出てくるのか…それで苦労している人がいるとしたら、そういう人々に「そんなもんだよ」とエールを送りたいし、「やっているうちにいつの間にか前進してるものだから、あきらめないで」と声を掛けたい。そんなつもりで書いています。

 

 

「奥さまはCEO」の走り出し部分がようやく終わって、この後、徐々にベンチャーで起きちゃういろんな出来事をえぐっていくので、おもしろくなっていきます。
今から読んでもらうと、イライラしないですむはず。まあ、読んでみてください。


 
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あっ、それとスマホも必要なので悪しからず。
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