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会社側も…もうちょっと考えよう

就活でのウソ肯定が思わぬいい反響だったので調子に乗りました。
(てか、事務局からこのブログの更新は平日だけにというアドバイスがあったのですが、つい書いてしまった…)

 

 

さて、企業が学生に対して「志望動機」を聞いてしまう弊害について考えてみましょう。
最大の問題点は「志望動機」=「志望程度」になってしまうことなのです。
「どんな動機でその会社に行きついたのか?」って聞いて、何か意味あります??
(もっというと、聞いても無駄です。だって、志望なんてしてないし…オタクの会社が超!人気企業なら別ですけど)

 


だって、動機を聞くと、その企業への想いとか、どのくらい入社に向けた熱意があるのかとか…そいう話になるでしょ?
でも、学生の「能力」と「志望程度」は無関係ですよね。
実際、志望してなくても優秀な学生は優秀。一方、志望していても駄目なものはダメ。
だから志望程度は的確な判断を曇らせるだけなんです。

 

 

ところが、会社はついつい志望動機(実際は志望程度)を聞いてしまう。
それで「あの学生は熱意がある…だからいいっ!」なんつって、全く意味のわからない判断を導き出しちゃうわけです。
熱意がある≠優秀ってことを忘れちゃいけません。
ちなみに、熱意はないよりはあったほうがいいですよ。
でも熱意だけの奴ほど使えないものはないわけです。

 

 

別の角度で言うと、志望動機のある学生なんて存在しません。(と思っていた方がいいです。)
てか、あなたの会社が採用活動やってるのが、志望の動機なんですよ。
それ以上でも以下でもない。
新卒採用やってますってリクナビに出してるくせに、「志望動機は?」っておかしいでしょ?
本当は「リクナビに出てたんで…」って答えるのが一番フェアーなんですよ。
でも、それじゃ許さないでしょ?だから学生は仕方なくウソをつくわけですよ。
空々しいったらありゃしません。
(もしその会社が新卒採用やってないのに、押しかけるように学生がやってきたら「どうして?」って聞くのは自然ですよ。
逆に考えると「志望動機」なるものの不自然さが浮き彫りになります。)

 

 

で、興が乗ってきたので言うと、企業が志望動機を聞いてしまう本質とは何か?
それは、「何を聞いていいかわからない」からです!

採用面接で、採用者が一番考えていない質問=志望動機なんですよ。
(学生諸君!一番最初に「志望動機は?」って聞く会社はイマイチよ!)

てか、何を聞いていいか、どう判断していいか、わかんないでしょ?
(言い過ぎました。すいません。)

 

 

学生の皆さん、安心していいよ。
大人たちはさもわかってる風にしてるけど、全然わかってないのだよ。
もっというと、会社はそれっぽくやってるだけ!
人選びは(面接を通じている場合)ほとんど直観によって行われているのです。
従って、まず鍛えるべきは「第一印象」なんですっ!

 

 

書いてしまって二つ宿題ができてしまったかも…
①会社側に求められる質問力…志望動機みたいに無意味じゃない質問って?
②学生さんたちは、どうやって印象アップできるか?
てな感じでしょうか。
機会あったら書こうと思います。

 


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あっ、それとスマホも必要なので悪しからず。
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