表参道と築地のうなぎ屋 | 丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ

表参道と築地のうなぎ屋




最近、初めて「表参道ヒルズ」というものをこの目で見ました。
たまたま表参道から原宿方面に移動する都合があり、久方ぶりに表参道を歩くことになったわけです。




すると、まぁ、首都圏に住む方々ならば、良くご存じであろう「表参道ヒルズ」を今更直接この目で見るということに相成った次第です。
考えれば、その昔、青山近辺にオフィスを構え、この辺りは(言い過ぎですが)「庭」のようなものであったはずが、いつの間にやら、まったく縁遠い場所となり、表参道ヒルズも開業からおそらく3年くらいは経とうという今、初めてその前を歩きました。





そして驚いたことに表参道ヒルズに隣接してラルフ・ローレンの立派なビルがある。
このビルが一体いつ建ったのかさえ、私にはわかりません。
しかも、平日の昼間だというのに、ばかみたいに人がたくさんいる(これは昔から変わらないか…)。




昔から変わらないはずなのに、まるで今まで経験したことのない場所にやってきたような錯覚を覚える始末でした。
(この調子では、おそろしくて、とても原宿の小道には踏み込めないという有様です。)





現代人の生活圏というのは、とりわけ東京のような大都市では、「点」でもって、まさに点在しているんでしょう。
私の場合、その昔、仕事の本拠地が青山近辺でしたんで、住まいを含めて青山→渋谷→世田谷あたりをに活動する場所が点在していました。





それが本拠地を丸の内に移して以降は、活動の場所がぐいっと東に移っていって、丸の内→日本橋→銀座というようなあたりに変わっていきました。
そうすると、よほど行きたくなるレストランでもない限り、表参道のど真ん中に行く用事もなくなってしまうわけです。
(年とともに、意味もなく街をブラつくということもなくなりますんで)





最近では、築地の奥行きに驚きながら、日々を過ごしています。
つい先日、ある方に「うなぎ屋」を教えてもらいました。
(名前は忘れましたが、場所は正確に覚えました。こういう状態も年齢からくるんでしょうか…)
今にもつぶれてしまいそうな年季の入った建物。席数が少ないために長蛇の列ができている。




こういううなぎ屋は表参道にはないでしょう。
拠点が東側に移ると、生活様態も変わってしまうというわけです。