何かと自分でやるということは
大変です。
去年の11月くらいでしたか。
家でPCを利用するのに”無線”じゃないというのも、いかにも古かろうということで、某社の無線LANルーターを購入。
まず、はじめに突き当たった問題が、PCを2台つなげないという事態…
よく理解できなかったのですが、1台目と2台目の設定方法が違うという。
で、会社の詳しい人間(要はITセクションのメンバー)に「私的なことで申し訳ないが…」などと言い訳しながら、どうすりゃいいかをサポートしてもらい、結局、彼女がこのルーターメーカーのWEBページから設定方法を探りだしてくれて、ひとまず解決しました。
ところが、ほどなく、なぜか今度は1台目のPCが接続不良に陥る。
いたしかたなく、1台目はLANケーブルで接続を余儀なくされる…
(しかも、無線接続後、嬉しさのあまりLANケーブルを捨ててしまったため、短さゆえに不便極まりない予備のケーブルで我慢せんといかん始末。)
数日後、事態はさらに悪化。
遂に2台目も接続不能に…
どうしようもなく、恐る恐るメーカーのサポートセンターに電話。
ところが何度かけても到底つながる気配がない。
半ば意地になって架電し続けて、ようやくサポートの女性につながったのも束の間、こちらが何も言う前から、彼女は明らかに電話を取った瞬間から苛立っている。
確かに気持ちもわかります。
電話を取り続けるサポートの仕事。
でもって、電話のつながり具合から考えて、完全にオーバーフローしているに違いない。
話せば話すほどケンカ腰になる彼女にあきれて休戦。
「しばらく放っておけばつながるようになる…かも…」などと考えて、しばらく放置するも、つながるようになるはずもなく、仕方なく、メーカーのWEB上の「お客様サポート」コーナーを頼りに悪戦苦闘して、何とか2台目はつながるようになったのですが、なぜか常に断線して安定しない。
それをなんとか我慢して使い続けて2週間ほどでしたでしょうか、我が家にi-pod touchがやってきました。
これは、何としてもWi-Fi接続せねばいかん、ということで、もはやヘビーユーザーと化した「お客様サポート」コーナーへ。
やはり私と同じニーズのユーザーが多いのか「i-podをつなぐ」みたいなコーナーがあり、どうやらルーター側の設定を変更するというので、PCからルーターをいじるんだが、なんせ私の主力機(2台目のPC)は断線を克服できていない。
手間取りながら、なんとかサポートセンターの力を借りずに設定に成功!
ところが、年明け。
突然、i-podのWi-Fi接続が不能になりました。
もはや観念して(いらだち抑えきれず)、”破壊的出直し”をしようかとも考えました…
が、それも大人げない。
休日の朝から、まずアップルのサポートに電話。
(アップルはすぐにつながりました…私の短いユーザーサポート体験がここで覆された感じです。)
一通り症状を伝え、あれこれといじった挙句、「やはりルーター側の設定についてメーカーさんとお話しされたほうがいいですねぇ~」という温和ながら匙を投げられたかっこう。
そして、恐怖のメーカーサポートに再チャレンジ。
電話はなかなかつながらず、ようやくつながったかと思うと、予定通りに、のっけからケンカ腰の雰囲気。
(同一人物でないことは確かなので、このケンカ腰はもはや企業文化?)
それでも前回よりは、だいぶ無線LANの知識が増加していることもあって、会話がキャッチボールになってきた。
結局、何とかいうソフトをダウンロードして、アップロードしたり、周波数を変えたり、なんじゃかんじゃとメーカーのサポートとアップルのサポートに交互に電話しながら、何とかすべてのキカイを無線でつなぐことができました。
まぁ、なんともかんとも、すべてが終わったのは昼過ぎでした…
何でも自分でやるというのは骨が折れますなぁ。