聞きかじりの生半可知識シリーズ(ミシュランガイド) | 丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ

聞きかじりの生半可知識シリーズ(ミシュランガイド)





所詮、聞きかじりに過ぎないのであてにはなりませんから、お気を付けください…




去年、東京でも発売されたレストラン・ホテルガイドの「ミシュラン」ですが、ヨーロッパから外に出たのは、意外と最近の話で、2005年からだそうです。
100年以上の歴史を持つ「ミシュラン」ガイドがヨーロッパの外に出るのに要した年数は実に105年。




そうした”どっしりとした”ミシュランの世界戦略の一環として、ミシュラン東京ガイドは発刊されたわけです。




で、ミシュランの調査員ですが…なんでもフルタイム社員(?)はヨーロッパで75人、北米で10人、そしてアジアで5人だそうです。
アジアで5人…というわけで東京で5人でも、日本で5人でもなく、アジアで5人だそうです。
つまり、やっぱり、まだまだミシュラン東京ガイドというのは、そこまで大掛かりな基盤のに基づいてはいないわけです。




もちろん、フルタイムとわざわざ言うからには、パートタイムの調査員も相当にいるかもしれませんが、ヨーロッパとの対比で見れば、やはり体制は脆弱ですよね…
(くれぐれも、これは批判ではありません…)





で、この調査員というのは、なかなかハードな仕事。
ヨーロッパでは、特定の国を担当するということがなく各地に飛び回る。でもって、4週間のうち3週間はずっと仕事ずめ。1日最低2つのレストランと6つのホテルを回るそうです。
うん?2つのレストランと6つのホテル?
日本人の感覚からすると、えらくホテルが多いように思われますし、ミシュランというのはレストランガイドという印象が強いですが、本場ヨーロッパではホテルの採点というのも大きな比重を占めるというわけです。



コーヒー


さて、レストランを評価するのに予算は無限大のお仕事…
食べることが大好きな方なら応募の価値がありそうです。
但し、ヨーロッパでは最低10年間のホテル産業での経験と「食べ続け、調べ続ける」若さとエネルギーがなければ、採用されないそうです。
それから、残念ですが、この求人、DODAには出ていません…というか今のところ、日本での求人はないようです…(確認はご自身でお願いします)