人と違うこと | 丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ

人と違うこと





世の中で成功者といわれる人は、結構”変な人”が多い。
考えれば、この変な人というのは、正常な人が一定以上いて、はじめて”変な人”なわけで、正常と認識される一定のものさしが社会にあってこそ成立する話です。




いつぞや、ある学生さんからこんな質問をされました。
「何年間か海外で放浪生活をしてみたいが、そうした空白時間があると就職するのに不利になりますか?」




一般的にはYESでしょう。
みんなと同じように行動して、世の中のものさしの中で計れるように行動すれば、安全に見えます。
だから、海外での放浪生活は就職に不利だという話になる。
世間に定着した尺度で見ると、海外で何年も放浪することは”変”だから。




でも、人と同じことを選択することこそ、実は大変なリスクでもあります。
(たとえば株式市場で、皆が売っているときに売り、皆が買っているときに買えば、得することはない。皆が売っているときに買い、皆が買っているときに売れば得をする。これが典型例です。)
世の中に定着しているものさしを無視して、変な行動を取れば、他の人が選択していない分だけ、自分の希少価値が高まります。
その結果、一般には得られない結果を得ることができる。




まぁ、もちろん、ただ単に”変”でも意味はないわけですが…