各論の強さ
私自身、これまで、各論に強いということを”売り”にしてきたわけです。
自社の顧客について、商品・サービスについて、社員の属性について、各組織の状態について…
今日、現場で何が起こっているのかという次元に理解があるということを自慢にしてきたわけです。
ところが会社もそこそこ大きくなり、社員が4000人くらいいて、売上が1000億円近くになると、全ての各論に強いというのは無理になってきます。
「それでよい」という見方もあります。
現場に入りすぎるのもイカンとも思います。
しかし、やはり現場の各論には敏感でありたいし、把握していたいという、危機感のようなものが染み付いているようです。
要は、現場の情報から隔絶されることへの危機感なんだろうと思います。
今週、ある件で、ある企業の社長とお会いしました。
それは、当社の某役員からの依頼で、そちらの企業と進めようとしているプロジェクトを是非とも勝ち取りたいということで、社長への面会を設営させてもらったわけです。
私はそのプロジェクトの概要の概要くらいしかわかっていなかったので、いつもの調子で「一つよろしくお願いします!」みたいな抽象的な”お願い”で終わるだろうとみていたのですが…
先方社長は大変に詳しくプロジェクトの状況を掌握していてびっくり。
極めて具体的な仕事の話になって、「なるほど、そういう状況なのか」と合点がいくような始末でした。
やはり、具体的な各論は何事であれ、とても勉強になります。
とまぁ、そんなことで、自分の各論に対する強さを確認したくなったというわけです。
