いかに気持ちを平静に保つか…
当然、人間ですから、誰しも気持ちの浮き沈みがありますね。
当たり前です。
飛び上がりたいくらいうれしいこともあるし、考え通りにことが進んでウキウキすることもあります。
逆に、嫌なこともあるし、不安になることもある。
当たり前ですが、気分が高揚しているときはまだいいのですが、気分が滅入るような状態のときにどうするか(?)ということがあります。
不思議なもので、不安や心配や落ち込みというのは複合連鎖しますので、その結果、苦しみが増大するということが起きますね。

人間、そうした不安や心配や落ち込みに直面したとき、その話を他人にぶちまけるだけで、50%くらい悪い気分が軽減するそうです。(昔読んだ本の請け売りです…なおかつ、うる覚えです…)
だから、悪い気分のときは、なるべく早く他人にぶつけたほうがいいんでしょう。
不安の連鎖の話でいうと、心と体というのは繋がっているわけで、不安で胸が締め付けられる気分のときに、慌てて行動して更に動悸を激しくしたりすると、余計不安の度合いが高まります。
(この話は、最近読んだ本をもとにしています。因みに、その本には、「高い吊橋の上をドキドキしながら渡っているときに、異性に出会うとその異性に好意を抱く確率が高まる」という話が出ていました。つまり高い所にいることでドキドキすることと異性に好意を抱いてドキドキすることを脳みそが同じように捉えてしまうという現象です。)
そんなことで、不安の程度が高いときは、身体行動を落ち着かせたほうがいいんでしょう。
そのほうが、不安が和らぎます。
それから、大概の問題は簡単には解決がつかないわけで、それを抱えている間、普通の人間はドキドキハラハラするものです。
ドキドキハラハラしていること自体が、当たり前のことなんだと思うだけでも気が楽になるようです。
てなことで、不安や心配という制御不可能に思えることを少しでも制御する術を知っていると役に立ちます。
なんといっても、常に平静な精神状態でいることはとても大切ですので。