懐かしき小田原 | 丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ

懐かしき小田原

懐かしき小田原



私、神奈川県小田原市出身で、小学校まで小田原でした。
その時代を知る人がコメントをくれました。
一体誰なのか、わからないものの、小田原人が応援してくれていることをうれしく思った次第です。




どなたかわかりませんが、有難うございます。




小田原というところは、海にも山にも恵まれていて、年間を通して過ごしやすい気候です。
いい意味で、大変に中途半端で、海をイメージさせる湘南の延長上でありながら、湘南と言い切れず。
また、すぐ隣りが観光の街---箱根なのですが、温泉地として全国的に有名な箱根もあくまでもお隣に過ぎない。



洗練されたイメージの湘南からも切り離されていて、全国的に有名な観光地の箱根と一体でもない。
そんな中途半端な町が小田原であり、それがいいところです。




東京からの距離も微妙。
通勤するにはちょっと遠い(最近は東京に通勤する小田原市民も多数いらっしゃるでしょうが、私が小学生の頃は、滅多に東京勤務の方はいませんでした)。
首都圏の西のはずれが小田原であり、たとえば、J-WAVEが聞こえるかどうか微妙なところです。




「出身地は小田原です」と言うと、「静岡県ですか?」と真顔で聞かれることも、しばしば。
つまり、首都圏内でありながら、「それってどこ?」という存在感が小田原であり、それがいいところです。




そんな微妙で中途半端な小田原ですが、海産物は本当にうまい。
取り分け、アジの干物、シラスの釜揚げは最高と思っています。




子供の頃からしょっちゅう食べていたものというのは、愛着があります。
「シラスの釜揚げ」なんていうのは、もうそれだけで、ご飯が何杯も食べられると思うのですが、一般には「生臭い」と敬遠されることが多いようです…




さらに、小田原には城址公園という市民の憩いの場があり、堅固な城として名高かった小田原城が復元されています。
そして、小田原城の足下には入場無料の遊園地(!)があり、また、入場無料の動物園があるのです。




遊園地の乗り物は最近どうなっているか知りませんが、私が小学生の頃から「ぼろいなぁ」と思っていた状態のまま、約30年経った今もほぼ同じく運営されています。
(もしかしたら、最近の安全に対する配慮などから操業が停止されているかもしれません…詳細は不明です)
これぞ!小田原!是非ともこれからも運営し続けてほしいと思っています。





シラス、アジの干物、城址公園…
小田原には東京から1時間半くらいで行けます。