10月4日
TDRのホテルミラコスタにて来春入社予定の皆さんの内定式を執り行いました。
総勢373名。
私が話をしたのは…
残り半年の学生生活で大きく3点を意識してほしいと…
・知恵を磨いてほしい
・感性を磨いてほしい
・今までできなかったことを実現してほしい
ということです。
内定式でどんな話をするかというのは、私なりに色々悩むわけです。
悩んで至ったことは、何といっても対象者は学生さんであって社会人ではないということ。
内定段階の学生諸君に、社会人としてかくあるべし、「ビジネスとは」「会社とは」みたいな話をしても、そんなに実感は与えられないわけです。
だから、話は出来るだけやわらかく、難しいことは抜きに、学生の立場で行動できることにしたいなぁと考えるわけです。
で、私の言いたいことは、知恵がなければ生きていけない時代だから、出来るだけ知恵を出せるように日々意識しながら行動してほしいということが一つ。
どうやれば、知恵が出やすくなるか?
これは簡単じゃないわけですが、人間、いきなり雷に撃たれたようにとてつもないことを思いついたりするわけじゃぁない。
常にアンテナを高くして情報を摂取すること、そして日々何らかの工夫を続けることだと思うわけです。
2つ目の感性と言うのは、高度化している世の中で、素晴らしい技術・素晴らしい商品というだけで、受け入れられる時代じゃぁない。
優れたデザイン、他にない雰囲気や空気感…そうした感性的な部分を大事にする時代と思うわけです。
だから、音楽でも絵でも、何でもいいから感性を高める刺激をたくさん受けてほしいと思うわけです。
3つ目の「今までやりたくても出来なかったことをやってほしい」というのは、時間的な問題です。
学生ほどたくさんのフリーな時間を持っている人はいません。
その時間をうまいこと自分に投資してほしいなと思うわけです。
私は、もうヤキが回ってきているから、こんなことを言うのでしょうが…わたしゃ、やりたくても時間がなくて出来ないことが2万5千個くらいあります。
だから、学生という立場のうちに、語学でも、研究でも、旅行でも、集中してやりきってほしいなと思うわけです。