あゝ、勘違い…
法人営業をやっていると、お客様の社名を巡るハプニングというか、勘違いというか、とにかくおもしろいことに出会います。
初歩的なことで言うと…
キャノンは間違い。キヤノンが正解。
富士写真フィルムは間違い。富士写真フイルムが正解。
ブリジストンは間違い。ブリヂストンが正解。
企業系列を巡る誤解としては…
(最近あんまり関心ないだろうけど)
三菱鉛筆は三菱グループじゃないといったことがあります。
私自身、昔、営業で「三菱系の企業様ですと三菱鉛筆様がお客様ですっ!(昔、お客様でした)」と胸を張ったら、「間違ってるよ」と指摘されました。
(お客様から教わることは多い…)
随分、昔の話になりますが、インテリジェンスで脅威の営業力を発揮していた某氏が日立信販という企業様に営業に行った際に、
「信販業界では、多くのお客様との取引がありまして~」(←日立信販は消費者金融中心の会社であって信販業界ではない)
「日立系の企業様ともたくさん取引がありまして~」(←日立信販と日立グループとは資本関係はない)
と連発して、不興をかったという逸話があります。
※因みに、この人、今、某社の社長やってます。
それから、チバガイギーという外資系製薬会社がありました(現在はサンドと合併してノバルティスですが、日本チバガイギーとして別法人もあるようです)。
このチバガイギーという会社を千葉ガイギーだと勘違いしていた社員がいました。
「千葉ガイギーさんに行ってきたけど、千葉じゃなかったでぇ~」(←そりゃそうだろ…)
「ガイギーってどんな製品や??」(←知らないよ…)
※因みに、この人、今、某外食店の社長やってます。
さらに、この手の話で傑作なのは「金商ヌー」。
金商又一という商社があったわけです(現在は金商に社名変更)。
この金商又一(キンショウマタイチ)を「キンショウヌー」だと勘違いしたわけです。
当時新人だった彼は「キンショウヌーのアポイントが取れました!」みたいに胸を張ったわけですが、誰もその会社を知らなかった…
まさに社名間違いの傑作。
※因みに、この人、今、家業を継いでいるはずです。