駄文復活
2週間のご無沙汰です。今日からフロクを再開。
2週間も書かないのだから、さぞ充電できるだろうと思いきや、全く充電どころか放電状態です。
とはいえ、2週間の間に、この無意味で無計画なフロクに多少なりとも「骨」らしきモノを入れていこうじゃないかと。
そう考えました。
何かこう、ただ思いつきで書くんじゃなくて、毎日の駄文に通底するコンセプトというでしょうか。
そういうのやつです。
で、結局浮かばないまま2週間経過した次第です。
この2週間で4冊ほど本を読みましたが、1冊は久しぶりに良い本だった。
本って、読み始めてつまらなくても、読まなきゃいけないという強迫観念のようなものがありますね。
なんていうか、最後まで読まないと敗北感のような。
で、仕方なく読み続けるという場合がありますが、これが3冊読んだら1冊くらいの割合で発生する。
で、1冊最後まですらすら読める本というのは、そうありません。
最近でいうと、円楽師匠の本くらいかなぁ。
今回は以前amazonで注文して、最近ようやく届けられた「芸術起業論」(村上隆著)。
これはよかった。おもしろかった。
東京には温故知新が無い!なんていいましてね。つまり、パリとかロンドンとか、ヨーロッパの大都会は古いものがあって、それを尊重しながら新しいモノを追求している。歴史の浅いニューヨークでも温故知新がある。
ところが、東京はどんどん新しくしていくばかりで、蓄積化していない…みたいなことが書いてありました。
なるほど、確かに東京はどんどん新しくしていくばかりで古いものが残っていかない。
これも何か別の本で読みましたが、日本の住宅の着工戸数は異常だそうです。欧米では古い家を改装して使う。つまり、中古住宅市場が非常に成熟している。ところが、(勿論、日本にも中古住宅市場は立派に存在しますが)日本の場合には中古住宅を長く使わず、どんどん新築していく。
素人ですからわかりませんが、当然、建築様式の違いもあるでしょうし、環境の違いもあるんでしょう。それにしたって、日本人はどんどん新しくしたがる。
法規制の問題もあると思います。もっと昔から容積率を緩和しておけばよかったかもしれない。ところが、地震国家だっていうんで、高層を許さなかった。さらに、大きな観点での都市デザインが無かったから土地の小口化が激しかった。だから大規模物件が出来なくて、チマチマした町並みが出来てしまった。戦争という激変があったからかもしれませんが…
それと面白かったのは、天才についての論。ピカソもウォーホールも天才じゃなくて凡人だって。すごいこと、いうものです。ある意味不遜です。でも、それがよかった。
天才というより凡人以上の人を作り出すためには才能だけじゃ駄目だという論。
才能という遺伝子に環境が加わって、初めて凡人以上になれるのだと主張している。
仰るとおりですな。
なんでも、ダルマメダカという、メダカの中のある種の奇形種は、その遺伝子があるだけでは生まれないらしい。奇形種の遺伝子に、28度の水温維持があって、初めてダルマメダカが生まれるらしい。なかなか例えもいい。
当然、村上さん自身も自分は凡人だって認めてる。それにも好感。