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今週の日経ビジネスで…

今週の日経ビジネス。
遂にこういうネタが出てくるのかという印象です。
どうやら世の中の風向きはだいぶ変わってきたようです。
一度、がさっと調査・分析してみたい気もしますが、日経ビジネスのネタは相当に世相を現している(当ったり前ですけど…)。



今週号は世の中の変節を現す象徴的な号だと思います。
まさに90年代から続いた長い長い”デフレ”トンネルを抜けて、新しい地平へ…ってな具合でしょうか。



特集が「売れる値上げ」。ネタが「値上げ」です。これまでの10年強、私の記憶では(ちゃんと調べないとわかりませんから、是非誰か調べてほしいですが…)、
(1)「デフレ対応」ビジネスを追うネタ
(2)デフレだけど、安くないと売れない一方で、高いものも売れている的ネタ
(3)単に安いだけじゃダメ、「優れた安いものが売れる」的ネタ
は見ましたが、完全に「値上げ」にフォーカスした特集はなかった。
それだけ、世の中の空気が変化してきているのでしょう。
色々なことが「ゆるく」なってきているということと思います。



もうひとつ気になる記事がありました。
「運動会に燃える若手社員」。
失われた90年代に疎まれ嫌われ、どんどん排除されていったもの…
会社組織の中での弾力部分とでも言うか、余裕の部分としての社員旅行、独身寮、社員食堂…などなど。
社員旅行も運動会も独身寮も、それがなくても会社は成り立ちます。
だから、いわゆる”持たざる経営”を各企業が標榜する中で、みんなで切り捨ててきたものが見直されつつある。
本当に見直されているかどうかはともかく、日経ビジネスではそういうトーンの記事が出始めた。



これは、潮目の変化ですね。
でも、だまされちゃいけない。
日経ビジネスで取り上げられているということは「終わりの始まり」かもしれません。
つまり、「この時点からこの流れに乗るというのはすでに遅れている」という見方もできます。
どうも、私にはそう感じます。(あくまで私見ですから…)



何が言いたいかというと、たとえば、この時点から、やれ独身寮、やれ運動会という取組をやるのは、単なるフォロワーの行動。
ビジネスで言えば、やれ高級化、やれ値上げ、やれ戦力拡大、やれ業態転換と、「時代の流れに遅れちゃいけない」と躍起になるのは間違いの元。
日経ビジネスで「こっちの方向に流れてます」的な記事が出たときは要注意です。
すでにそっちの流れは終わりつつあるという見方もできる。
その意味で「終わりの始まり」と感じます。



みんなが売っているときは買い時。
みんなが買っているときは売り時。
みんなと逆にいくことを考えないと…なんて思いました…。