電話のほうが… | 丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ

電話のほうが…

何でもメールというのも考えものですね。
メールでのコミュニケーションは相手に誤解を与えることが良くあります。



メールでのコミュニケーションの問題点を集約すると2つだと考えます。
1)文字情報だけなので誤解を与える可能性がある
2)かえって効率が悪い





メールを使うことで却って効率を悪くしているケースは非常に多いように思います。

長文のメールを書くくらいなら、電話で済ませればいいのにと思うことも数多いですね。




たとえば、会食にお招きいただいた翌朝、「御礼メール」を送信する。
賛否両論だと思いますが、私は電話したほうがいいと考えています。
そもそも実際の効率を考えると、一本の電話が「御礼メール」に圧勝です。



変な習性で、私は電話したときにその電話にどのくらいの時間を要したか、よく検証します。
前夜の会食の御礼に要する通話時間は、ほぼ1分程度。
それ以上、長く話すことは、まずありません。
「一言、御礼までと思いまして、電話いたしました。
昨晩は過分なおもてなし、本当にありがとうございました。」
この口上だけで、要する時間は約5秒。
たいてい返答は「いやいや、こちらこそ、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」といった感じで終了する。
試していただきたいですが、必ずといっていいほど1分程度です。
前夜に約束したことをもう一度確認したりしても、それでも1分ちょっとで終わる。


メール書いてたら1分じゃ終わりません。
電話のほうが、はるかに効率的と思います。
勿論、究極に神経質な御礼をしたいなら、電話を掛け、その上でメールをし、更に礼状をしたためるということもあるでしょうが、これはやり過ぎと思います。



効果としても、先方にとっての朝一番に、さっと電話して直接御礼申し上げるのが最高。
(最高の理由は、世の中の「御礼」が安易にメール化しているから。
いまどき、朝一番で御礼の電話を入れる人は少なくなっている。)


ところが、少し時間をはずすと、たいてい席にいらっしゃらないので、その時は秘書の方に「御礼」を伝言する。確かに、秘書への伝言だと「御礼メール」のほうが効果的かもしれません。考え方次第ですが…。
(私は秘書の方への伝言のほうがメールよりも効果的と考えています。)


御礼に、効率とか、効果とか、そういう議論があっていいのか?その通りですね。
優等生的ですが、御礼の気持ちをどのように伝えるかを考えて行動すればよいのでしょうね。
失礼しました。