ひとつのチームとして | 丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ

ひとつのチームとして

仕事を進めている中で、新たなチームとしての連帯やつながりが
生まれるときがあります。




チームのメンバーは必ずしも同じ会社の人とは限りません。
時に利害が相反するものどうしが何らかの目的完遂のために
ひとつになって動く。
そうして出来あがった人間関係というのは本当に得難いものだと
思っています。





今回の学生援護会との合併については、本当に様々な方々に
お世話になりました。
インテリジェンス・学生援護会という当事会社だけで辿り着いた
合意ではなく、両社に関連する様々な方々の協力・理解・合意の
上で成り立ったことです。



本件を何としても達成したいと考えていた張本人として、
今回の経営統合合意までに出来上がった大きなチームの力に
本当に感謝しています。




まず、カーライルグループの皆さん。
カーライルといえば、IBMのCEOだったガースナーさんがIBMを
辞めた後に会長として就任したというくらいの知識しかありません
でした。
ガースナーさんが会長に就任した世界的なファンドというだけで
「何だか良質な感じがするな」と思っていました。
(話は反れますけど、これもブランド力ですね。
その人が経営しているというだけで信用が得られる。
そういう経営者になりたいものです。)




そんなことで、今回の件があるまで、全く接点はありませんでした。
最初にコンタクトした時、その後本件ディールの最前線に立って
いただいた某氏の印象は「相当働いているな」「土日もなく、夜遅く
まで働いているに違いない」。
(死にそうになる寸前まで働いたことのある人間ならわかる
”めちゃくちゃに働いている”人の匂いが漂っていました。)




今回のディールで、カーライルグループは、我々にとって利害上の
反対側にいる人でした。
しかし、ディールを通じて本当に信頼関係を築くことが出来たと思って
います。
カーライルの皆さんは、本当にまじめで誠実で、スマートによく働く
方々でした。

統合によって生まれる新会社の将来を同じ立ち位置で期待し、
共に夢を膨らませることの出来る人たちです。
そういう意味では、最初に直感した「良質なファンド」という印象は
全く変わらなかった。(これこそブランド!)



カーライルの皆様、今後もご支援お願いいたします。