結局そば屋ネタなのだが…
話は斜めの方向から入ります。
しかし、結局はそば屋の議論です。
今、名古屋におります。新幹線に乗るところであります。
諸々の予定があり、夕方からこちらに入りました。
そして、最後の予定が名古屋での来年新卒入社予定者との
懇親会でした。
そこで話題になったのがこのフロクであります。
内定者ということもあり、このフロクを読んでいる学生さんも
おります。
自然に今こうして書いているそば屋の議論について
話が及んでいきました。
3回書いたそば屋の話ですが、私自身どうもブログの皆さんに
どれだけ伝わっているのか疑問に思っておりました。
また、自分自身の表現力の限界も感じていた。
どうも伝わっていない気がする…。
当然ながら、自分のいいたいことを完全に伝えるなど
どだい無理なのであって、そうしようということ自体が傲慢である
ということは承知しています。
しかし、やはり、どうも伝わっていないもどかしさを感じていました。
そのもどかしさを内定者の皆さんに指摘された感じがした。
いや、それは意識し過ぎで、話がそば屋に及んで、口頭で説明したい
気分になったわけです。
時に、やはり口頭で話をすることは、文章とまた違う「まとめ」を
与えてくれるようです。
話しながら、そば屋でいいたいことがまとまった気がしています。
そば屋をやるのか、ラーメン屋をやるのか、運送屋をやるのか、
何をやるかということはどうでもいいわけです。
そば屋はひとつの例に過ぎない。
要はビジネスの、商売の、本質を見ようということです。
ビジネスの本質は儲けることです。
それは否定できないし、否定するのもおかしい。
私は、この儲けるという行為そのものの面白みについて語りたいわけです。
サッカーで言えば、点を取る楽しみといえるでしょう。
サッカーは点を取るゲームです。
本質的に点を取らなければ勝てない。
ゲームに勝つためには少なくとも1点は取らないといけない。
どんなビジネスを選択するのかということに悩んでいる人は
儲けることの楽しみ・面白みを知らない人と思います。
サッカーでも点を取るのは単純に楽しいはず。
ビジネスにおいても儲けることは単純に楽しいし、儲ける程度を競う
ゲームがビジネスともいえる。
サッカーでたとえれば、どんなビジネスを選択するのかということに
こだわるというのは、どんなプレイスタイルかにこだわる姿に見えます。
点を取らなければ勝てないサッカーにおいて、どんなプレイスタイルかより、
いかにして点をとるかを考えるべきでしょう。
そして、何より、点を取ることはとても楽しいはず。
点を取ることの楽しさを知らないプレイヤーはどんなプレイスタイルかを
評価したり問うたりしたりするかもしれない。
しかし、点を取る楽しみを知っているプレイヤーはどんなに不細工なプレイでも
点を取れたということを喜べるはずです。
すばらしいプレイだから点が取れるのではなく、
点が取れるプレイがすばらしいプレイなのです。
ビジネスも同じです。
すばらしいビジネスだから儲かるのではなく、
儲かるビジネスがすばらしいビジネスなのです。
伝わったでしょうか?
まだ消化不良の感じもしますが、今回の名古屋出張で、
私の言いたいことが理解いただけた人が増えることを
期待しています。
もうすぐ新幹線が京都に到着するので、この辺で終わります。