痛快マネジメント②(コネタで部下の心をつかむ?)
何かとマネジメント上のネタ探しに奔走されているマネジメント諸兄に。
ちょっと面白いネタ仕込んできました。
というのは、本日関西出張でして、新幹線で読んだんですよ。
著者には申し訳ないんですが全体の感想としては「特段の目新しさ」なし。
恐縮ながら、斜め読みでよい本です。
しかしながら、ブランディングの最前線での経験からくる実例のいくつかには大いに関心いたしました。
とりわけ「ハーゲンダッツ」って何語?
という話はおもしろい。
話の脇道>(考えてみると、ブログでの書籍からの引用ってどのくらいOKなの?)
マネジメント諸兄には朗報。
是非とも部下に話すコネタとしてお使いください。
こういうコネタ使いがうまいと若い部下からの人気上昇間違いなしですよ。
「君、ハーゲンダッツって何語か知ってるかい?」
「っていうか、ハーゲンダッツってどこの国のブランドか知ってるかい?」
などと、振ると、生意気な奴はこんなこと言いますね。
「どこのブランドかは知りませんけど、日本での合弁相手はサントリーですよね。」
とか、
「どこのブランドかは知らないんですけど、青山にハーゲンダッツの一号店が出たときに、サクラを並ばせた人なら知ってますよ。」
とか、
関係ないことを言って、貴兄の神経を逆撫ですることでしょう。
話の脇道>(ハーゲンダッツが青山に出来た当時、
話の脇道>「あそこに列を作ったのは俺だ」
話の脇道>「サクラを並ばせる仕事を仕切ったのは俺だ」といった
話の脇道>ハーゲンダッツ仕掛け人が数多く出現したのが懐かしい)
話の脇道>(結局、誰が仕掛け人だったんだろうか?)
話の脇道>(応用例として、西麻布のホブソンズの列というのがあったが、
話の脇道>ホブソンズはどうしたんだろうか…)
「全くかわいくねーなー」などといじけないでください。
おそらく、貴兄の部下はハーゲンダッツがどこの国のブランドかは知りませんよ。
一方、こういうコネタに全く無関心な奴も困りものですね。
こういう投げ掛けをしたら、食いついてもらわないとマネジメント諸兄がコネタを仕込む甲斐がないというもの。
ところが、
「僕ハーゲンダッツって高いから嫌いなんですよねー」
とか、
「わたし、ハーゲンダッツならクッキーアンドクリームが好きですぅ」
などと、
考えようともしない上に、自分の嗜好について説明したりする奴もいるでしょう。
全く嘆かわしい限りですし、一発腹にパンチでも食らわせてやりたくなるでしょうが、今回は我慢してください。
おそらく貴兄の部下は、興味ないかもしれないけど、
ハーゲンダッツがどこの国のブランドかは知りませんよ。
とまあ、ここまで読んでお分かりいただけると思うのですが、
ハーゲンダッツがどこの国のブランドかは、
(改行)
(まだ改行)
(もう少し)
『インサイト』(涌谷功著、日経BP社)をお読みいただければと思います。
アイスクリームだけに”消化不良”ということで…俺って天才だわ。